【ネタバレあり】真綿の檻のレビューと感想（206ページ目）

昭和の家庭

正に男尊女卑な世界
だけどその中に生きてても自分を見失わないでしっかりと先を見て生きて行く主人公は強いと思った。
旦那さんも家族にわざと誤解されるように悪者になって守ってて安心した。
父親、弟はクソだけどね。手癖の悪い弟って…
子供の頃から甘やかしてきたからそうなるのか？
お姉さんを見下してるから何でも許されると思うのか
母親もストレスの吐口に主人公にあたりまくるしそれなのに自分が動けないから世話をしろって
どこまで物扱いなんだよ。自分が同じ立場だったなら逆にさせたくないだろ。これが母親なんだからね。
6話完結だからそれぞれを詳しく掘り下げてはないけど
逆にそれされるとイライラするから良かったかも。

都合のいい女にならないで！

普段はバカにして蔑んでいるくせに困った時には都合良く利用しようとする酷すぎる家族。
でも、彼女も黙っているだけてはなくて、ガツンと言えてギャフンと言わせ、スッキリしました。
彼女には幸せになって欲しいと心から思います。

わかる…

たいていの人って、環境によって善にも悪にもなるファジーな存在だと思う。ひどい環境で悪い母になったお母さん、環境が（時代が？）変わってフツーの人にもどっても不思議じゃない。よかったねと思う。
娘は、ひどい環境でも悪に染まらなかった稀有な人。したたかで可愛げはあまりないけど、強くて賢くて誠実な良い子。
弟への制裁を望むレビューも多かったけど、あんなクズ人間、この先ろくなことにならないのは明白。描くまでもないよ。

最後まで

読んでくださーいっ！
最後は、ほっとしたし、子育てを考えさせらるし、自分の身の振り方も考えてしまう。
弟は、やっぱりなと言うべきだけど弟嫁ちゃん、大丈夫かな〜あなたの夫〜。

1話ごとに印象が変わる

読み進めるごとに登場人物の印象がどんどん変わる。1話だけだと完全にモラハラ夫だけど、たまたま見た広告で疑問を抱いて1番レビューが多い話を購入。かなりのインパクトでした。結局次々と購入して全話完読。

理解しあってる主人公夫婦とは真逆に、弟くんの嫁ちゃんは全然夫の本性を知らないままだろうと思うと1番かわいそうかも。

尾崎衣良さんのお話が好きです。
広告で見た時はなんてダメな夫なんだろうと思いましたが、妻思いで素敵な旦那さんでした。
話は一つですが、色んな人からの目線で描かれていて、モヤモヤがなくスッキリしました。
弟はクソですが。笑

皆さんのレビューを拝見して購入しました。無料話で微かに覚えた違和感が徐々に広がり…視点が変わったときの爽快感が素晴らしかったです。

素晴らしいよ

日本人は読んだほうがいい。
当たり前の中の、残酷さが分かりやすく書かれてる。
主人公がとてもしっかりしていることが救いです。
潰される子供はきっと多いから…！
ほんと、家族は大事って言うけど無条件では無い。
人間同士の付き合いってことを忘れるなよ。親たち。

考えさせられる

すごい。
お母さんが、まるで私のよう。
お母さんはきっと、夫、娘、息子に対する接し方について、時々考える時があったのだと思う。
だから、はるかに指摘されたことが、すんなりと受け入れられたのだ。
そしてはるかが自分のようにならず、自分の元へ戻ってこなくても、自分で考え自立した人生を送れる女性に育ってくれたことに、喜びを感じていることも、すごく共感できる。

子育てが終わった女性には、共感できる、突き刺さるものが多いのではないかな。

私も残りの人生、子供に頼らず、どう楽しむか、考えていかなければならない。

なるほど

こういう家族いるんだろうなぁという構図をうまいところで切り取ったお話です。主人公が幸せで良かった、というのが正直な感想。お母さんも良い方向で進み始めた感じがまた良かったです。