【ネタバレあり】真綿の檻のレビューと感想（144ページ目）

面白かったです

周りから見たら、横暴な夫に尽くして耐えている主人公。でも、本当の味方は夫だけで、実家の家族は主人公を搾取して当然の都合のいい存在として扱っていて、主人公が家族に啖呵きったところはスッキリしました。主人公は優しくて聡明な女性なので、素敵な人と結婚してて良かった。
最終話、母親がこれからは自分の為に生きるとスッキリしてたけど、長年サンドバックにしていた娘への懺悔が足りないと思った。主人公、優しすぎ。

いい話

ふたを開けてみればという感じの毒家族によい旦那の話してした。旦那さん優しすぎてホッコリする。主人公もしっかりしてて好感です

胸に刻む

子育ての結果は子どもが大人になった時に自分に返ってくるのだ、と心に刻み、これからの子育てに気をつけたいと思いました。子供は無条件にお母さんが大好きだけど、その気持ちはいつまでも続かない。子どもをひとりの人として、自分とは切り離して見て、さらにこちらが無条件の愛情をいっぱい示していくことが大切なのだと・・・子育て論では聞いたことがあるが、このお話を読んてスッと腑に落ちた。
この作品に出会えて感謝です。

短いけど良作!

短いお話ですが、家族というテーマがしっかりしていて、読みごたえがありました。
一人ずつの視点から語られており、一つの言葉や行動が、人によってこんなに違って捉えられるのか、という対比が面白かったです。
仲の良いご夫婦で羨ましい。
今まで辛かった分、幸せに暮らしてほしいです。

これは凄い

出来事の表裏を登場人物それぞれの立場で捉えるとこうも実態が違う、という物語の手法は別に新しく無いけれど、この漫画は周到に設定された構造でとても斬新なお話に仕立てていて秀逸。
母親を昔は愛していたが今は愛情ではなく少なからず残っている感謝だけで接している最後は、とても説得力がある。

素敵な旦那さま

うわぁ嫌な旦那！！
と思いきや、実はとっても素敵な旦那さまでした。お互いを思いやりあっていて、こんな夫婦に憧れますね！

表面だけ見ても分からないことがある。私も長女で同じような環境だったので分かるところが多かった。本当に母娘というのは難しいもので。呪縛がとけてよかった。

なんだかんだで

最後スカッとしました。結局、囚われるのも自由になるのも自分の心次第、考え方次第、努力次第なのかな、と気付かされます。勉強したらいい大学へ行けて、いい会社に入って結果成功できるってわけじゃなくて。勉強したから様々な考え方や問題解決能力が身につき、自分が幸せになるにはどうすべきかが見えて来る、そして努力し続けることができるんだなって思う。短いけど、私も賢くなるために頑張ろう、と思わせてくれる作品でした！

なんだ、すっきり

夫があえて悪者になってたんだね
弟の方が一見優しいけどダメなヤツだね
自分で世話する気ゼロじゃない

不思議な関係。。。

自分とは全く違う世界で内容はとてつもないことなのに美しく見えるのが不思議です。いつの間にかどんどん読んでしまいたくなる空気感でした。