[小説]寡黙な王太子の最愛政略婚~春を呼ぶ王女と呪われた雪の王国~
- タップ
- スクロール
あらすじ
常春の国ストランドから、魔女に呪われ雪に閉ざされた冬の国ラヴィネンへ嫁ぐことになった王女シルヴィア。この婚姻は呪われた冬の国に春を呼ぶため、五十年に一度必ず交わされるものだった。夫となった王太子アルベルトがシルヴィアに向けるのは、まるで興味がないような素っ気ない態度。春の国ストランドの王族でありながら、氷のように冷たい銀髪と水底のような青い瞳というシルヴィアの姿にアルベルトもがっかりしたのだろうと落ち込むが──……彼は無愛想に見えただけで実はシルヴィアに一目惚れしていた。しかし二人は互いに嫌われていると思い込んでしまう。さらに、シルヴィアが嫁ぐことで訪れるはずの春は一向に来る気配がなくて……?
巻数一覧/本編購入
-
常春の国ストランドから、魔女に呪われ雪に閉ざされた冬の国ラヴィネンへ嫁ぐことになった王女シルヴィア。この婚姻は呪われた冬の国に春を呼ぶため、五十年に一度必ず交わされるものだった。夫となった王太子アルベルトがシルヴィアに向けるのは、まるで興味がないような素っ気ない態度。春の国ストランドの王族でありながら、氷のように冷たい銀髪と水底のような青い瞳というシルヴィアの姿にアルベルトもがっかりしたのだろうと落ち込むが──……彼は無愛想に見えただけで実はシルヴィアに一目惚れしていた。しかし二人は互いに嫌われていると思い込んでしまう。さらに、シルヴィアが嫁ぐことで訪れるはずの春は一向に来る気配がなくて……?
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
子供の頃に読んだお伽話みたいです。
タイトルの寡黙な王太子と表紙の王子に惹かれて購入しました。政略結婚のヒロインは冷遇され虐められた王女様です。お話は魔女の昔話から始まります。四季の名を冠する四人の魔女が関わる王国。常春のストランドと雪と氷のラヴィネン。50年に一度必ず交わされる婚姻でストランドの王女シルヴィアはラヴィネンの王太子アルベルトに嫁ぐことになります。あたたかな色彩を纏うストランド王家の中でシルヴィアの容姿は銀の髪と青い瞳で寒々としている事で家族や姉妹から愛される事はありませんでした。自分の居場所が無いシルヴィアは嫁ぎ先のラヴィネンで自分を変えたいと思ってますが王太子の見かけが悪すぎた笑
漆黒の髪に威圧感のある眼光。笑わない硬い表情に低い声、おまけに素っ気ない態度。もう読んでて胸が痛くなる。お願いだから愛してあげてよって懇願しちゃいます。でもこの王太子のアルベルトはシルヴィアに一目惚れなんです。側近の従者達が良い人なので救われます。春の訪れを懇願する国と魔女の話を織り込んでアルベルトとシルヴィアがゆっくりと二人歩み寄る様子が気持ちを暖かくしてくれました。本当は二人のラブラブを見たかったけどTLじゃあないので仕方ないのかと。一気に読めるほどシルヴィアの健気な態度とアルベルトの愛情にほっこりする読了でした。by 鬼滅っ子- 0
-
5.0
政略結婚で嫁いで来た彼女こそが、伝説の冬枯れのの魔女の生まれ変わりのようだ。王に恋し好きだと確信したから伝説の儀式を命をかけてでもやり遂げようと思った。しかし王である彼もまた彼女に惚れ込んでいた為一緒に行くと、守らせて欲しいと願う。この2人の想い合う気持ちに魔女はきっと折れたのではないか。もう過ごし2人のその後の経過も知りたかった。
by ヤンヤン娘- 0
-
5.0
イチャイチャじゃない
イチャイチャエロエロではないけれど、ストーリーとしては引き込まれます。すれ違うばかりのふたりの気持ちが寄り添い始めるのも読んでいて1人ガッツポーズしたりして。
by うひょい- 0
-
5.0
面白かったです。
おとぎ話のような優しいお話。
ギスギスは控え目。エロシーンもなし。
読みやすい作品でした。
ヒロインを虐げていた人たちがざまぁされる描写はないです。by はむ3- 0
-
5.0
確かに、優しいお伽噺でした
不器用な、でも、誠実な2人が、徐々に相手のことを思い合っていくお話でした。文のリズムもゆったりとして、しみじみと読めました。
by ねるこはそだつ- 0
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading
4.0