さようなら、コタツ
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あらすじ
梨崎由紀子は、36回目の誕生日を迎えたこの日、長年使っていたコタツを捨てた。このコタツがあった15年間、部屋では何も起こらなかった。妹からはよく、「冬ばかりか春も夏も、コタツをちゃぶ台代わりにしているような部屋に、男が寄りつくはずがない」と責められたものだった。でも、それも今日終わる。山田伸夫がこの部屋にやってくるのだから。由紀子は部屋をきれいにし、花を飾り、ちょっと豪勢な食事の支度をし、彼の到着を楽しみに待つが――。直木賞作家・中島京子の傑作短編『さようなら、コタツ』(マガジンハウス刊)のコミカライズ!
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みんなのレビュー
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心に染みる作品でした…
スローテンポな恋愛漫画です。主人公の相手役の男性がとにかく誠実な人で、私も是非こんな人と出会いたい!と思えました。主人公の恋愛や生活に対する価値観にも共感できました。絵柄も可愛くて丁寧に描かれているのもグッドです。
誕生日の翌日、主人公が男性と無事に出会えて一緒に食事を共にする姿を見たかったので星を1つ減らしました。セリフが長い箇所がいくつかあり、バーッと飛ばし読みをしてしまったので再度読み直してみようと思います。by tempopiano- 3
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5.0
ステキ…
優しい、ステキ。
子のこの二言でした。
妹が「ガツン」と言う感じで、最初はなんとなく嫌悪感がありましたが、お姉さんを心配してのことだと言うのがとても伝わりました。
主人公とその彼氏が今後、優しく穏やかに過ごしていくのが目に浮かびます。
私自身がアラフォーになってから、旦那と出会ったので、とても共感しました。
絵もキレイで読みやすいし、良い作品だと思います。by ふぉくら亭- 1
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2.0
微妙
妹の存在は最後まで電話のみ、電話だけでしか登場しない妹の存在が活かせてなかった。
結局、主人公は傷ついてんだか平気なのかも情緒不安定過ぎて、何を言いたいのか最後まで掴めない女でした。
総評
作者の意図が見えない作品。
妹のアドバイスが妹から姉へというより、遠慮のない友達や先輩からの物にしか見えない。
作画はまあまあ書けてるけど、やはり作りこもうとし過ぎて全体的にまとまりのない作品になってしまっている。
お芝居の世界にも1つの部屋の中だけで完結させる劇がある。そういったワンシーンのみの作品て最後にひっくり返して来るものなのに。なんにも無さ過ぎた。
本当に何を伝えたかったのか全く分からない。by ゲゲスト- 1
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5.0
いいですね、この手の話。まずタイトルが笑えました、どんな話なんだろうと考えました。そういうことなんですね。こたつを15年間愛し続けて使い続けて…確かにあまりいないかも。でも山田さんという彼ができてよかったよー二人はどんな展開になるのでしょう、すごく気になる!
by チコスケ- 1
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5.0
なかなか良かったです
さすが直木賞受賞作家の原作だと思いました。
ストーリーの質が他の漫画とは全然違います。
比較的平和なお話ですが、心情を鋭く捉えて、かつ細やかに描いていて、じんわりと心に沁みて来ました。
すてきなお話です。by mikipedia- 2
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4.0