彼女の不在
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あらすじ
その日、高岡恭平のもとには、インテリア雑誌の記者が取材に訪れていた。出版社で働く友人から、「部屋の実例特集に撮影させて欲しい」と頼み込まれ、しぶしぶ了承したためだった。恭平は、妻の妙子と二人で、半年近くかけてリフォームした家に住んでいた。でも、その家に妙子はもういない。何も知らない記者は、恭平に彼女の不在を突きつける質問を、次から次へと投げかけていくが――。直木賞作家・中島京子の傑作短編『インタビュー』(マガジンハウス刊『さようなら、コタツ』収録)のコミカライズ!
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みんなのレビュー
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うーん?
気になったので一気に読みました。奥さんて何してる人なんだっけ?
旦那の仕事の不規則さはわかってるんだから旅行の件で責めるシーンはかわいそうだなと。
ホームステイの子と寝室で仲良さげにみたいのはやましさがないからなんだろうけどもちょっとひくわ。
結局はレスを含めた気持ちのすれ違いから積もり積もって最後のが決定打で出ていったのだろうけど旦那はなにしてんの?探すとかしないのか。
最後、インタビューしてた子にカメラマンがズバッと言ったのが唯一スカッとしたby ぱぴりか- 8
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5.0
男女って…
先が全然よめなくて、結局最後まで読んでしまいました。結果…え?その展開?ってものすごく意外なストーリーでした。もっと男性の気持ちとかが読めるとよかったなと思いますが、原作がそういう感じなのかな…?
よくわからないですか、絵がすごく丁寧で読みやすくてよかったです。この漫画家さんのお話をもっと読んでみたい、という気持ちを込めて☆5で!by あみ子- 5
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5.0
淡々と見せかけて深くてどっぷりハマる作品
淡々としているけどものすごく悲しくて泣けてきました。この夫婦どちらの気持ちを想像してもものすごく切ないです。あとになって色々なこと気づいても何をするでもなく、それもすごくわかります。手を繋いで古い家を好きな物でいっぱいにしようって希望に満ちていたあの頃を思い出すシーンがぐっときます。最初は幸せいっぱいだったのに人間ってどうして忘れちゃうんでしょうね、大切な何かを。自分もそうです。この漫画は人間の愚かさがよく描かれていると思います。心に突き刺さりました。また繰り返し読んでしまいそうです。
by ぶすめんこ- 0
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3.0
もう少しエピソードが欲しい
絵も上手く空気感や調度品の細かいディティールもちゃんと描かれています。
ただ、漫画独特のテンポ感やストーリー性、
どんでん返し的なものは弱く、ただ、ひとりの男性の過ちによる拭いきれない喪失感を味わう作品です。
興奮や緊張感のあるシーンは割愛され気味なので本当に気づいたら終わります。
もう少し経験で得たものを濃く描いて欲しい気もしました。by にゃんこ9- 2
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2.0
微妙な読後感
ネット広告に惹かれて読みました。奥さんが何故家を出て行ったのかを想像しながら読み進めていくストーリーになります。最終話でその理由が分かって微妙な読後感になります。
カメラマン以外の登場人物は好感が持てません。特にインタビュアーは論外かな。旦那さんも奥さんが出て行ったのに何故アクションを起こさないのか不思議ですね。オススメ作品ではありませんが、この値段で、この微妙な読後感を味わってみるのも有りなのかもしれない。怖いもの見たさで。by めちゃあんな- 0
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3.0