推しが辞めた
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あらすじ
25歳、デリヘル嬢。推しは「6hourS」のミクくん。私にとって、ミクくんは世界のすべてだった。ファンを大事にしてくれる彼のためなら、いくらだって稼いじゃう。でも、人生を懸けて推してきたミクくんは、ある日突然脱退した。なぜ? どうして? その理由を追い始めた私は、ある「禁忌」を知ることになる――。風俗嬢が推しの辞めた真相を追う、衝撃のアイドルサスペンス!!
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みんなのレビュー
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偶像を思う
賛否はあるだろうが、「推し」がいてそれを追いかけるという現象はもう、ひとつの文化と言って差し支えない時代なのではなかろうか。
私には縁遠い世界の話だが、実に興味深く読んだ。
作品を支えているのは、「推し」文化に関する圧倒的な情報量とディテールである。
それは「推し」を持つ人々の活動の詳細な描写だけではなく、「夢」と現実の間で浮遊する彼らの心情の機微、そして、エスカレートした執着がいつの間にか一線を踏み越えてゆく危うさ、そういったものを鮮明に描き出すことであって、その細部の克明さとリアリティーは素晴らしい。
一方で、漫画の大枠であるところのサスペンス的な部分は、最終的にはあまり腑に落ちなかった。
微妙な言い方になるが、結末として、あまりに綺麗に過ぎる。
本作の魅力は、何かに執着する人間の生々しさ、極度に「好き」であるということは決して綺麗ごとでは済まないというある種のおぞましさ、そういうものを炙り出した点にあると感じていたので、人間の美しさみたいなものに依存したサスペンス部分の結末は、「推しのいる私たちのリアル」という文脈から乖離してしまっているように感じた次第である。
ただまあ、読み進めていく過程では、このサスペンス要素に吸引力があったことも確かであるし、作者はどこかで、汚れたものの中で汚れずにいる存在を作品に残したかったのかもしれない。
そう思うと、それを否定するのも酷である。
人間というのは、何かに夢中でありたい存在だ、と私は思っている。
時にはその夢中が、執着が、狂気を孕んで、自らの人生がばらばらになることさえあるほどに。
「推し」現象は、その「何か」が本質的に手の届かない場所にあるにも関わらず、そうではないと人々に錯覚させることで成り立つ文化であり、それを利用した一大ビジネスでもある。
私はずっとそれを好きになれなかったし、今でもそうだ。
しかし、それでも彼が、彼女が、「これが私の幸せ」と大量の握手券を握りしめて微笑むとき、それを否定できる根拠を私は持てない。
多かれ少なかれ、誰しもが偶像を追っている。
それが誰かによって作られたものなのか、自分で作り出したものなのか、おそらくその違いがあるだけだ。
この作品を読みながら、私はずっとそんなことを考え続けていた。by roka- 5
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3.0
大変だぁ
推しが急にグループを脱退してしまった。
生きる希望が失くなってしまったみやび。
ミクの為に頑張ってお金を稼いでいたのに…
推しを応援するのはお金がかかるんですね。
みやびは風俗、かなみは転売、ちゆりはパパ活、さなは父親を脅して…
イケメン俳優の結婚で会社行けないとか何で?と思っていましたがこんなにも自分の全てで応援していたらそれは辛いですね。
しかもミクくんは辞めてしまった。
まだ真相は分かりませんがみやびが納得できる理由であって欲しい。by きままなアーノルド- 0
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5.0
おもしろい!
自分は推しがいませんが周りは推しがいる子が多いので考えてしまう漫画でした(´∀`*)あたらしい!展開が読めないし気づいたら読み進めてしまっているので新しい漫画を探している方にはおすすめです。
by _(:3 ⌒゛)_- 0
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2.0
推し課金
自分のことは二の次で推しに課金してしまう生活、良くないと思いつつもよく分かります。自分の心を支えていた偶像が突然いなくなる虚無感、悲しみに主人公がどう向き合い進んでいくのかが楽しみになるお話でした。。
by たそはな- 1
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5.0
芸能界の闇
ミクくんの辞めた理由が何か芸能界の闇に関わっていそうです。周りのオタクたちもクセが強くて面白い。とても続きが気になります。
by みつみ555- 1
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