復讐の教科書
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あらすじ
教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」
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みんなのレビュー
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抜群の展開力
壮絶ないじめを受け、挙句の果てには屋上から落とされた主人公が、落下地点で教師と激突し、その教師と精神が入れ替わる、というところから始まる復讐の物語。
うんざりするほど量産されてきた典型的な「いじめ→復讐」系の漫画ではあるのだが、烏合の衆とはレベルが違い、これがもう、滅法面白い。
完全にハマってしまい、最新話まで一気読みした。
細かい点を見れば、教師の肉体で女子生徒と関係を持ってしまう主人公の行動原理だとか、無能すぎる警察だとか、特に後半では「精神の入れ替わり」を周りの人間があっさり信じてしまうとか、突っ込みどころは豊富にあるのだが、そんなものは些事に過ぎないと断言したくなるほど、本筋がマジで面白すぎる。
本作の突出した魅力は、その「展開力」だと思う。
緻密な構成力、というのではなく、どちらかと言うと荒っぽいのだが、とにかく話を勢いよく転がしていくのが、上手い。
その展開力、ストーリーの推進力を支えているのは、キャラクターのドラスティックな変貌ぶりで、メインの登場人物の多くが、作品開始時とはまるで違う印象になる。
半端な変化ではなく、熱血漢の教師が極悪人のサイコ野郎になり、いじめに加担していたクズ女がヒロインになり、役立たずの端役が女神になる、という具合である。
しかも、それらに決定的な違和感がない。
いやー、久しぶりに漫画で少年時代のワクワクを思い出した。
これほどまでに手垢にまみれたジャンルで、今更これほど胸が高鳴ろうとは、驚きであると言う他にない。
ありがとうございました。by roka- 6
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3.0
体育の時間、下着が盗まれる騒ぎが
起こるのですが
上下セットで盗まれることに違和感。
「えっ…その人はじゃあ今、
ノーパンノーブラなの?」
「そもそも何でその人は体育の時間に
その下着全部脱いじゃったの?」…など
どうでもいいことに気がいってしまった。
主人公があらかじめ
新品を用意してたのか。
だとしたらホントは誰も盗まれてないのか。
それとも、
主人公が罪を着せるために盗んだのか。
そのへんは詳しく分からない。
あと、
いじめっこの1人と彼女を引き離す作戦で
主人公があわよくばその彼女に
手を出そうとしてたらしく
それも個人的にはマイナスでした…。
それは半分自分の欲のためで
復讐にこじつけてる気がした。
しかも他人である先生の体。
人の体で何しようとしてるんだ…。
何も知らない彼女も
利用されてるみたいでかわいそう。
主人公がいじめられるシーンで
いじめっこによる仕打ちや
吐く言葉が最悪でひどい。
読んでるだけでも
グサグサ刺さってくるのでツラかった。
言われた主人公の心には
この何倍も深く突き刺さってる。
その一方、
いじめられていた側の
主人公のセリフは
苦しめられたツラさが凝縮されていた。
されたのはどれも犯罪レベルで
いじめで済むような仕打ちではなかった。
母親からも暴力をふるわれ
味方になってくれないのがきつい。by ツツピィー- 2
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4.0
予測不可能なストーリー展開!
いわゆる復讐物の漫画というと大体イジメられっ子がイジメた奴らに最後の1人まで復讐して終わりというパターンが多いけど、今作はチョット趣向が違う感じ…?単なる復讐劇というよりミステリー、サスペンス的要素が多いかなり踏み込んだ内容…?話が二転も三転も覆る奇想天外さで読む者も飽きさせないエンターテイメント性がありますね…正直ツッコミ所も結構あるけどソコはまぁ漫画だからというコトでww
by shunichi- 0
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3.0
イジメの報復の設定が斬新でユニーク
この話は、主役の高校生の黒瀬が、イジメに遭い、校舎の屋上から落とされて、落下した先にいた評判の良い教師の白鳥に激突して、その衝撃とともに、二人の魂が入れ替わってしまい、その入れ替わりを絶好のチャンスとして、黒瀬が白鳥先生の身体と立場を利用して、いじめていた連中に復讐していく、というものだ。
魂の入れ替わり、という突拍子もない設定でイジメの報復を断行していくのが、意表をついていて、とても斬新だと思う。
ところで、作者は、随所随所で笑わせてくれる。黒瀬の手作りのウサギ🐰のフェルト人形、新島さんの天然、ネネ先生のポンコツぶり、スパァン(おそらく作者の悪ノリ?)…など。 少々お下品 なのはご愛嬌?
ところで、無実の黒瀬の父親を自殺にまで追い込んだことや、無垢なウサギなどの動物を惨殺したことは特に胸糞で卑怯で残忍な行動だと心から思った。
また、人望厚い白鳥先生が、実は、心にドス黒い闇を抱える冷酷なサイコパスだった、という真実も、斬新で上手い設定だと思った。
まだ途中までしか読んでいないので、続きが楽しみだ。by ki- 0
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4.0
いじめを受けていた黒瀬が、憧れていた担任の先生、白鳥と「ある事」により体が入れ替わって、自分をいじめていた5人に復讐していくストーリー。
復讐物だからか胸がすく思いと同時に話が進むにつれ、やっぱり切なくなる。
憧れていた先生、白鳥も実は…?
最後まで目が離せない展開です。by 刀匠ひろ- 1
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