3章 それでも依存症じゃないと思っていた(1)
あらすじ
新卒で入った会社の人間関係に悩み、ある日「たった一杯だけ」と出勤前に手を出したカルーアミルク。その一杯から、地獄が始まった……。「ダメだ」とわかっていながらも、お酒を飲んでの出勤が常習化し、転がり落ちるように依存症の沼にハマっていく著者の体験とそこから努力をして這い上がっていく様を描いた手に汗握るコミックエッセイ。アルコール依存症と聞いて一般的にイメージされるのは、大量飲酒、悪化していく肝臓の数値、黄色くむくんだ顔…。けれど本作の著者・かどなしまるさんはむしろ酒には弱く、酒量のリミットはストロングゼロ(350ml缶)たったの3本だけ。アルコール依存症は酒量ではないという衝撃の事実と共に、誰でも陥る可能性のある依存症の怖さとそこから自力で這い上がっていく自己再生のストーリーを描く。
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