みんなのレビューと感想「佐藤くんが死んでから、」（ネタバレ非表示）

胸が痛いけど綺麗なお話

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とんでも展開からギャグっぽく始まるけど、タイトルや初期設定からハッピーエンドではないことは明白なので、覚悟して読み進めましたがやっぱり切なかった…。

回を追うごとに「佐藤くんが生きていれば」と思うことばかりで、主人公ちゃんと市橋くんの後悔と悲しみが伝わってきて胸が痛いです。
ただ、佐藤くんが消えてしまったあと、ゾンビになった佐藤くんを受け入れていた人が主人公ちゃんだけじゃないことがすごく救いでした。
ゾンビにも少しだけ心があって、ゾンビでも愛おしいと思える存在だったことを、市橋くんもちゃんと感じているはずなので、勝手に主人公ちゃんと市橋くんが今後恋愛に発展していくハッピーエンドを想像して、切ない気持ちを明るくさせています。

短いけどメッセージ性のある、とても綺麗なお話でした。

贈る気持ち

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良作でした！
皆に読んで欲しい。

生前の人気者佐藤くんが抱えてた仄暗い気持ちに、佐藤くんがゾンビになってから触れ合ううちに気付く志田穂積ちゃん。
生前に志田さんが佐藤くんにしてあげたこと。
佐藤くんが志田さんに、思っていたこと。
死んでから志田さんに優しく届きます。

誰かが誰かを想う気持ちって強いほど、渡そう、伝えよう、としても何故か真っ直ぐには届かない。
あわよくば伝わればイイな。
自分が幸せにするんだ、みたいなじゃなく、ちょっとだけ支えになればイイと強く願う。のに、オモテには見せない。
想いだとか伝えたいことは、受け取る側には時間差で届くってこと。摂理だと思いました。
あげたい側も主張しすぎない、もらった側も準備が要る、なんなら気付かないままかも、数十年後にハッと気づくのかも。
市橋くんが可哀想と言う人もいますが、彼も実は受け取る準備が整う段階にきてた、じきに志田さんのように気付くときが来るように思いました。

この話を読んで思い出した話がありました。
認知症の年老いた母親が毎日ひとり出歩いては息子を困らせるのですが、介護職員や近所の人達の話をより合わせていくと、小さい頃の息子の保育園バスを待つために、同じ時間にバス停に向かっていたんです。
息子は何十年も経って母の愛に気付くんですよね。

死んでから届くものもまだまだありますね。受け取る側が想像すればアレもコレも誰かの想いだったと気付けるのではないでしょうか

お試し

お試し読んでみました。まさか過ぎる展開ですが、すごく新しいし面白そうで、続きも読んでみたくなりました。

試し読みをみて

思わず…へっ？？？ってなっちゃいました！掴みはいいかんじですね。どんなはなしなんだろうってものすごい興味が湧きました。

発想すげぇ

死んだ人がゾンビになる世界のお話。
佐藤君がゾンビになって…てもうここから面白いwww
え…？ってなるよ！！うん！
恋愛漫画でゾンビは新しい！

絵がとにかく好みだった…

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読んでみて…読んで本当に良かった

総ての人が…というわけではないけど。死者が時折『ゾンビ』として戻って来ることのある街。

期間は～10日間くらい。ゾンビは生前の生活をなぞるという、ヒロインは転校生でクラスに馴染もうとせず壁を作ってしまう。
ゾンビとなって現れた『佐藤君』は生前、関係があったわけじゃない。なのに…ヒロインのお気に入りの場所にいる…
関わりのなかったはずの2人が、周りの悪意や知り得なかったはずの思いを知り繋げていく。

佐藤君は、何故戻って来たのか…ヒロインは、物言わぬ彼だからこそ心を開けた気がする…

最期…彼の見せた笑顔は、きっと生前どうしても見たかったものが見れたからだと思うけど…

やっぱり切ない…生き生きとした佐藤君をもっと見たかったしヒロインが、傷を乗り越えて人の輪に戻るところも見たかった

幼馴染みの彼も、もっと納得いく答えが欲しかったよね…本当に考えさせられる…

え？！ホラー？！どーゆー世界？！ゾンビが存在するって…まったく初めての世界観なので、今後の展開が気になります。、

無料分だけなのですが、なんだろう初めて過ぎる出だしで、今後が全く予想出来ないのですが？w
これで恋愛とかに発展するのでしょうか？

悲しい、、、

ただヒロインの生き方にえいきょうをあたえることができたんだと、ぷらすにかんがえることですくわれたりするのかな。

新鮮な始まり

亡くなった人がゾンビになって戻ってきて、それまでいたコミュニティで過ごす、っていう設定。ゾンビでも良いからもう一度会いたい誰かを思い浮かべながら読む。