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5.0
完全、新規開拓で読みました。
潔癖症系のストーリーはいくつか読みましたが、その中でも秀逸です。
実際の症例に多いエピソードですし、画力と展開の良さでリアリティが高い。BLに期待する様なエロいシーンが控えめなのに、読後の充実感が凄い。勿論、終盤は完全にエッチでしたが…(照)
主人公が、愛の為にトラウマと戦って障害を乗り越えるさまには、純粋に感動します。
それを支える相手役の、傷つきながらも必死に一緒に居ようとする様子も素晴らしく伝わります。
ぜひ、もっと多くの方に読んでいただきたい作品です。
18
5.0
潔癖症な鷲園と、陽キャな梅谷のストーリー。ある日、潔癖症と言われていた鷲園と同じ飲み会に参加した梅谷。よく見ると、潔癖症…？という疑問を抱いていく梅谷。実は母親のせいで、強迫性障害になっていて、自らが汚いものと思うようになっていた鷲園。そんな鷲園を理解し、寄り添い、認めあって梅谷と恋人同士になります。最後のほうでは、きちんと両親に打ち明け、徐々に認めて貰えるように。やーーーっと結ばれたときは、ホントに泣けました〜。
障害を乗り越えるのは大変なことですが、梅谷の優しさと心の広さがたまらなかったです。好きだから抱きしめたいけど、できない。普通の触れ合いも普通の恋愛もできないと諦めていた鷲園は、梅谷のお陰で、世界が明るくなって諦めずに闘えるようになります。
絵もキレイだし、ストーリーもステキです！
11
5.0
自称、潔癖症な鷲園と、陽キャな梅谷のストーリー。毒親（母親）のせいで、強迫性障害になっていて、自らが汚いものだと思うようになっていた鷲園。
そのせいで両親とも溝が出来ている。
そんな鷲園を理解し、寄り添い、認めあって梅谷と恋人同士に。
最後には、きちんと両親に打ち明け、徐々に認めて貰えるように。
父親が思いの外冷静でいてドロドロ感ゼロ。
鷲園の周り全てが良い方向でまとまっていく感じでスルスル読めます。
心も身体も結ばれたときは、心から良かったね～って思いました。
鷲園は最初からいちいち可愛いし、梅谷の優しさと忍耐力、心の広さにもキュンキュンです。
1
5.0
絵が好みで読み始めました。
自分が触ったものが汚れると思い込み、自分自身や触った物を他人に触れられたくないという強迫観念に囚われている鷲園。
大学のゼミの全員強制参加の飲み会で緊張のあまり飲み過ぎた鷲園は同じゼミ生の梅谷に介抱される。それをきっかけに一緒に過ごす時間が増えていく2人。梅谷は強迫観念により様々な事を諦めている鷲園に好きだと伝えて献身的に支えていく。鷲園も戸惑いながらも少しずつ梅谷を愛し始める。
エチは最後の方に少しだけです。
でもストーリー構成が素晴らしく、2人の豊かな感情表現やモブキャラの背景も丁寧に描かれていて、３５話という長編ですが何度も読み返したい作品です。他レビューにもありましたが正直何でもっと評価されないのかな？と思います。
クスッと笑えるシーン、涙が止まらないシーン、台詞ひとつに深く考えさせられるシーン、本当に読んで良かったと思える作品でした。
1
5.0
この病気になってしまった鷲園と、そんな鷲園を好きになった梅谷が、普通の恋愛ができる様になるまでの話です
嫌味の無い絵と、重い題材を和らげる台詞で最後まで中弛みせず読めました
鷲園が意外にも可愛いし梅谷が凄くいい奴で、2人の恋愛を応援したくなる展開です
両思いになってもキスどころか素手で手も繋げない様な恋愛は、切ないはずなのに暗くないです
我慢した分、最後にはとてもラブラブなシーンが待っています
ストーリー重視の方にお薦めです
1
5.0
強迫性障害になった原因が母親だってのは多分予想つくんだけど、鷲園くん母があそこまでになった原因はちゃんとあった。
それでも私はやっぱり中学生という多感な時期に植え付けられたものってのは最悪死ぬまで引き摺るから、鷲園くん母を好きになれなかった。
だけど、「そういう理由なら確かに防衛本能がいつまでも残るよな…」と考えたりもして…
でもやっぱり…ってループするんだけども。
梅谷くんが本当に心から受け入れて少しずつ心を溶かしてったって描写がチラチラとあって、
何だか私まで救われました。
最後結局は結ばれるんだけど
その結ばれるシーンで「よかったねぇ！」って泣いたのは初めてでした。
ストーリー重視したい方は読んでみて欲しい。
鷲園くんがいちいち純粋、無邪気すぎてかわいいし、梅谷くんの鷲園くんの全て受け入れますって顔とか本当に胸が鷲掴みにされるからオススメです…！
0
5.0
別作品からの作者買いです。
難しいテーマを扱いながら、キャラたちのやり取りとか展開が軽やかだけど抑える所はしっかり抑えられてるので中だるみすることなく読めました。
鷲園が抱えてるモノを梅谷が寄り添って支えてるのが堪りません。
鷲園が両親と向き合い母親がああなったのも幼少期に原因があったが、自分の子供がそれで傷付いてることを知ってわだかまりが解けつつあるのも救いでした。
ちゃんとしたHは最後の方で鷲園からしたキスが発端で勢い的な流れでしたが、デキたことで感極まった鷲園を優しく包み込む梅谷がサイコーでした！
0
5.0
凄く良かった。なんだこの素直ないい子同士のカップルは！変なすれ違いとか誤解のようなバタバタが無く、ただ辛い現実なような場面だけが突き刺さる。痛いのとあったかいのが沢山詰まった凄く素敵なお話でした。これネタバレになるのかなσ(^_^;)分からないのでネタバレ仕様で。
やさぐれてしまいそうになった時読んで癒されようと思います^ ^この作家さんの他の作品も読んでみたくなりました^ ^
0
5.0
星５つでは足りないくらいの
ストーリーだと思いました。
とにかく梅谷の愛情が深くて
わしぞの君を大事に大事に思って
行動しているのが、どの場面でも
感じられました。
そしてわしぞの君も、ただ現状に甘んじている
訳では無く、梅谷との為に、カウンセリング&家族と向き合い、、
とてもステキでした。
最後が少し、駆け足で終わった感じがしたので
もう少しゆっくりと、ハッピーな部分が読みたかったです。
0
5.0
強迫観念の経緯から快癒まで、家族と向き合う過程、強迫観念がありながらの恋人との付き合い方全て丁寧でよく練られてるストーリーだと思いました。
特にお母さんも最初は古い考えの嫌な人に見えるけど、過保護になってしまった様子や、息子からの告白を受けて、自分のやってきたことと今後ちゃんと向き合える人に思えて、そういう一人一人のキャラクターの細やかな感情の動きも楽しめる作品だと思います！
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