【ネタバレあり】[小説]キスして、星の数よりものレビューと感想

星空が見たくなります。

高校時代の初恋の思い出を今でも夢に見てしまう美空。
イベントコーディネーターとしての仕事で、その初恋の相手であるプラネタリウムの技術者・潔と10年ぶりに再会します。
思いがけず会えた嬉しさに飲みに行き、妖艶なそぶりで潔を誘う美空。
男性とも女性ともそれなりにお付き合いをしてきたらしいのに、あらすじには「経験もない」って書いてあってそこに「ん？」と思いました。
初めから「うん、絶対両想いでしょ」感満載なのですが、お互いに相手が別の人に想いを寄せていると思い込んでいてハラハライライラ。
潔が最初から好きなのは美空だと言ってればもつれなくて済んだのにね。
綺麗なお話なのですが、イラストの潔があまり魅力的に見えないのが残念。