子宮恋愛

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あらすじ
苫田まき31歳、既婚子ナシ。結婚して7年になる夫・恭一にすらなかなか本心をいえない性格……。同僚の結婚式に出席すれば「子供はまだ?」と問われ、愛想笑いしかできない。同僚の山手旭が助け舟を出してくれたはいいが、「イヤならイヤっていえば? 見ていてイライラする」といわれてしまう。「セックスレスなんだから、子供ができるはずない」とまきは誰にもいえないでいて……!? 「毎月血を流しながら、人生は予定どおりにはいかないことを思い知る」ホルモンバランスも理想の夫婦像も崩れた女の婚外恋愛――。
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みんなのレビュー
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5.0
佐々江先生にお願い
先生お願いします!二人の1年後、、いや、3年後を見てみたいです。続編、1話でいいので描いて下さい!!絶対買います!
正直、タイトルに惹かれず、無料内で読むつもりが、まんまとハマり、課金、課金でした。
以下長文、めちゃネタバレ含みます。レビュー残したく。
久しぶりにここまでハマりました。
よくある不倫物と設定(モラハラ夫は特に)こそ似ていますが、皆さんおっしゃるように、山手さんのキャラクターが全ての漫画でした。
日本で会社員生活を送り、日本語も漢字こそ苦手でもほぼペラペラ、でも日本人が苦手とする、素直に自分の気持ちを伝える、嫌ならいや、体調不良なら体調不良と言う、そんな真っ直ぐな山手さんに、どんどん惹かれていきました。日系ブラジル人というなんとも魅力的な設定もお気に入りです。
そして、単なる不倫漫画でないことの一つが、愛する山手さんとの子であることを望んだにもかかわらずモラハラ夫(のちに離婚)との子であったこと。それでも一緒にいることを誓った。山手さんの過去についても、単にブラジルでの離婚で傷付いた、ということではなく、ブラジルの状況、未だ残るカーストのような差別、文化的な背景があっての、山手さんの過去であり、山手さんというキャラクターを強く印象づけるものでした。
これらの描写があってこそ、山手さんの部屋や持ち物、立ち振る舞いに、彼の価値観や生き方が際立ちました。
残念ポイント(まきが子ども欲しい人って知ってたのにパイプカット告げず関係持った)もありますが、総じて私は大好きな作品です。ありがとうこざいました。
長文となりましたが、どなたかの目にとまり、共感いただけたら嬉しいです。(ここまでの熱量ないかもですが、、)そして先生の目にとまりますように!!by 珈琲豆0720-
431
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5.0
面白い!
久々に課金して読んだ作品です。
初めの方はモラハラ夫にただただ腹が立ち、山手さんもデリカシーの無い人だな…と思っていたけれど、読み進めていくと、山手さんさんのストレートな優しさや包容力、色気に魅了され、どんどん引き込まれていきました!こんな人近くにいたらな〜w
絵や心理描写もキレイで上手だと思います。
13話まで読みましたが、続きが気になる!
あまりドロドロせず、山手さんと幸せになって欲しい。by 友達讃歌-
149
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4.0
それぞれ過去に何かありそう
レス夫婦の話。妻はとても内気な人。会社勤め、夫は英語教師、二面性がありそう。
妻の職場にラテン系のイケメンがいて妻といずれ恋愛関係になる、こういった突き抜けたキャラクターが出てくるのって思いがけない方向性に話が進むかも、と期待したくなります。
夫はモラハラで浮気中、何を考えているのか、読者にもわかりませんが、主人公が「子供が欲しい」と言った時にバックミラーに写った夫の顔がえげつないほどのうんざり顔で、ここはとてもいい描写だったと思います。一気に読者の怒りを買ったところです。笑
夫と浮気相手(お腹に手術痕あり。子、宮摘出かな)とは深く拗れた過去がありそう。しかも夫Mプレイ好きみたいです。(だから主人公とは物足りない、とかかな?)
思わせぶりな要素がたくさんで読んでいてこの先どうなるんだろう?と楽しみです。by 怪々奇奇-
81
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1.0
主人公が好きになれない
いい歳した既婚女性がいくら夫とうまくいっていないとはいえほっぺにキスくらいで仕事もまともにできないなんてカマトトぶり過ぎで引きます。
ピュアでいい人ぶってますがこの後、不倫関係になだれ込むのが予想できるので主人公の全てが薄寒く興醒めしてしまいます。
あと、絵がコマ毎に全然違うのでそれも違和感。
きっと誰かの絵を真似してるから安定しないんだろうなぁと想像してしまいす。by スイーパーは一人-
67
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5.0
思い通りにいかない人生
主人公のマキに共感し、時にもどかしく思いながらも主人公を応援しながら最後まで読みました。
人生は思い通りにいかないという普遍のテーマが底にあり、その中でも一人の弱い女性がオプションBを選びながら、少しずつ強く変わりつつ生きていくというストーリー。形は違えど誰にでも当てはまるところはあると思います。
夫の恭一とはレスで子供がなく、でもそれを夫の実家には妻に責任があるかのように責められ辛いマキ。
彼女が自分の気持ちを常に我慢し、人の顔色を伺いながら生きていることに気づく同僚の山手アサヒ。
中々、恭一との離婚が進まず、挙句にたった一度の夫からの暴力によって期せずして妊娠。
優しく包み込むような愛情を注ぐ山手とは不倫関係で、最初は山手の子と信じていたマキでしたが山手には子供ができないということを知ってしまいます。
不倫のうわさが社内で広がり退社する山手、最後にようやく恭一が離婚を認め子供は自分の子と言って産む覚悟を決め晴れて山手と一緒に生活できるようになるマキ、そこでストーリーが終わります。
不倫関係中の妊娠ということで読者からマキに向けられるコメントはかなり辛辣でしたw
自分の意思で成功体験を積み重ねられた方やあくまで原則論、正論を求める方にはイライラしてしまうストーリーかもしれません。
確かに不倫や恋愛の順番がとか、何かにつけて優しい山手さんに依存してしまいがちなヒロインに、もっとしっかりしようよとも思いましたが、自分の思い通りにはなかなかいかないもどかしさが誰の人生でもあると思いました。マキの中に時折みられる流されてしまう弱さも刹那に溺れる哀しさも私の中にはありました。また登場する男性、夫の恭一には妻をないがしろにして顧みない自己中心的な態度に怒りがわき、いろいろなしがらみや家族を捨てて日本へやってきた山手さんのずるい弱さも描かれています。
トータルで言えばかなり人間の弱さに焦点が当てられていると思います。ただ最後に弱いだけだったマキが自分の意思を伝えようとしているところでのエンディングに光が見えた感があります。私は読んでとても良かったし、共感する部分の多い作品でした。-
33
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