【ネタバレあり】鬼神の贄嫁～婚前恋戯～【フルカラー版】のレビューと感想（3ページ目）

桃ちゃんと鬼神の切ないお話

ヒロイン桃ちゃんは村の守り神である鬼神の生贄として育てられてきた。鬼神が桃ちゃんを愛する姿とその愛を受けて変わっていく桃ちゃんの心の成長が切なくて泣けます。

主人公……。

なんであんな感じなのかな……。
せっかく設定は面白そうなのに。
申し訳ないけど、20歳超えてあの考えのなさは無い。
貞淑？に育てられたってウソじゃないのかなっていうくらい、行動と態度が下品。
和物なので、もう少し上品なムードだったら読めたかも。
相手の男性もいきなり主人公にキス（しかもディープ……）してるし、それを受け入れてる主人公の貞操観念も、設定からしたらないかな。
もう少し丁寧に二人の関係を進めてくれてたら萌えもあったのに、残念です。

星4と迷った

桃を食べないと決めて、どうするんだろう？どんな最後かと思いきや、結局食べて桃に心臓を渡す。
これしか、ないわな。まぁ2人が幸せならいいか？でも、今度は桃が何百年も、生きたりして…
個人的には青丹が良かったわ。男前だし仕えると決めたら100%つくすからね。
最後は皆善人で、お開きね。

まだ無理分途中ですが？
ヒロインは鬼の花嫁なるか？鬼神は色々優しくしてあげてヒロインを大事にしてくれて2人が幸せになるか?

不老不死

愛する人との時間があればこそ望む不老不死なのかも…と考える作品でした。
人間の「困った時の神頼み」心理に自分も平々凡々な何も不思議な力がない人間だけれど勝手過ぎて腹が立ちました。
桃ちゃん、ありがとう❗️本当に本当にありがとう❗️

鬼のえさ

なんてわかってて、お嫁には行きたくないわ！
ももは深麓さまの孤独な闇に気づいて
一回は食べられちゃったけど
深麓様も、ももを大事に思って自分の命を差し出して。
普通の人間と同じ寿命になってしまったけど
死んだ後も本当に神様になって見守ってくれるって言ってるし、これで安泰だ
2人とも普通に結婚して幸せそうだ
よかった

愛の凄さ

最初は昔からよくある言い伝えや神隠し的なものかなと思いましたが、要は100年に一度の贄嫁で、守り神の鬼が贄嫁を食うという恐ろしい話し。物語的にコミカルに今時風に描いてあるので恐ろしい話しも愛の力でそうなるんだ！みたく観ていましたが、勝山の皆さんの執念深さにだんだんと怖くなり内容を知るにつれてなんかドップリハマっていきました。贄嫁の桃が現代的で可愛かったことと、こんな人いるの？って鬼神の深麓様の宇宙よりも深い愛に他人事なのに身も心もとろけてしまいました。もう、この作品を観たら''愛"を簡単には語れないと思いました。まさに命がけの凄まじさで凄すぎて涙が出ました。

モノクロ版を読んでましたのでカラーになって改めて読みました。
んー、やはり人の勝手さというか、頼りすぎというか。
1人の犠牲にみんなが幸せになる、というのが自分には合わず、結末が幸せであっても途中経過の周りの人の心情が許せませんでした。

無料だったので

読み始めましたー!　え？と思うような、不思議なしきたり。もうこのまま悲劇で終わるかと思ったけど、ハッピーエンドで良かった。。

物語が進むにつれて

読み始めはよくあるパターンの恋愛もの？かと思いきや、だんだんテーマが壮大になってきた。
どうなるのか凄く気になる面白いです。現実に要石などありますが、守っていただいてることが当たり前になり感謝の気持ちを忘れてしまう、神に感情があったら・・と考えさせられる。