【ネタバレあり】神さま、どうか手をとってのレビューと感想

オメガバースのお話が大好きなんですが、まだΩやαなどの概念を持たない中世の時代のストーリーということなので、現代(近未来とか)ともまた違う雰囲気のお話でした。
発情期をむかえてからの酷い扱いを受けるあたりは、オメガバースではありがちで、ちょっとつらくなり、酷い大人たちに嫌気がさしますが、ノエの大きな瞳がなんとも愛らしい…
絵柄もキレイで、中世の物語に引き込まれます。
そして、主人公の兄も素敵だが、弟のエリオットがなかなかいい感じ。幼い頃のエリオットが見え隠れする描写とか、たまらない～！
ハッピーエンドなのに、なんだかせつなくなって、うるっとしてしまったのは、きっと彼のシーンだったと思う。
そして、最後の最後に、これからもっと幸せになって欲しいなぁ～と思わせるシーンでしたよ。

Ωが認識されていない時代

Ωのフェロモンが知られていないようで、相手を惑わす魔女呼ばわりされ、酷い扱いを受けてしまう世界。

時代背景もあり、悲しく切なくなる描写が前半多いですが、後半が怒涛の展開に。読み終えてそうなるかぁ～とホッと胸を撫で下ろした自分がいました。一応17話で綺麗に話は終わってます。

また絵が綺麗！レオンの弟エリオットが良いキャラでした。トマスとの関係も気になるところ。続きで出てこないかな～

ちなみに無料試し読みにあるオメガバースの説明は本誌にはありません。