【ネタバレあり】そして、気づくのレビューと感想（18ページ目）

私事だけど…

私の実弟が、結婚3年で突然死しています。
残された弟の妻… つまり私の義妹は、最期に少しでいいからちゃんとお別れの話がしたかったと言っていました。…私も姉として、同じ気持ちがあります。
この物語の瑞希さんは病死だから、周囲も本人も少しずつ最後の覚悟をする事は出来たと思いますが、その時はみんな感情も普通じゃない状態だった事でしょう。失って時間が経ってから改めて伝えたい言葉や想いがまとまることも多々あると思います。
と、勝手に感情を重ねて泣きながら読んでしまいました（笑）　弟を亡くして10年経った今、義妹は再婚し可愛い子どもにも恵まれています。でも私たちは今でも、期限付きでいいから弟に会いたいです。

考えさせられる

よくあるSFものかと思っていましたが、予想以上に感動しました。最後は別れがやって来るとわかって読み進めていくのでとても辛く切なかったですが、人間誰しも遅かれ早かれ大切な人との別れは来るので、今できることを全力で、伝えたい気持ちはきちんと伝えて生きていかなければと気付かされました。

とても大切な人を亡くす、辛いでお話です。大切な人にはそばにいて欲しいし、ずっと一緒にいたい。そう思わせてくれるお話です。

こういうのって

なんか切ないですね。こんなに若くして
パートナーを失って、ほんのひと時だけど
本当に自然な夫婦生活…。
星に願いを。ファンタジーでありながら
リアルな人の気持ちが表れてます。

３話無料であと1話、となれば読んでしまいますよね。短編ながら素敵なストーリーでした。2度の別れは辛いのでは？と最初は思いましたがちゃんと気持ちの再確認ができたことは主人公にとってプラスに働いたのかな。願わくばラストシーンは伏線として最初に欲しかった。その方がカタルシスがより感じられたと思います。

亡くなった人が蘇る…よくある設定ですね。大切な人にずっとそばにいてほしい。ずっとそばにいたい。誰もがそういう思いを持っているということなんでしょうね。

当たり前な日常

歳もタイプも全然ちがう2人が出会ったことがそもそも奇跡だし、二度と会えないはずの人ともう一度『日常』を過ごすのも奇跡。奇跡の中の当たり前の日常というものが愛おしく温かく儚いものだと痛感しました。
奇跡と当たり前…似て非なるもの

なんか切なくなりました。奥さんにやっと会えたのに２度目の別れ…でも会えただけでも良かったのかな。主人公には幸せになって欲しいと思いました。

買わざるえない状況

4話完結で3話無料だったら、購入するしかない状況でした。
切ない話ですが後を引かず、主人公も前向きになれて良かった。
最終話だけなら購入してもいいかな。
1話からなら要検討。

仲睦まじい夫婦のような表紙で気になったので読み始めました。ヒロインの女性がすごく可愛らしくて読んでいて面白かったです。