迂回路
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あらすじ
「ちゃんと証明したかった…このまま終わりなんて…」医療器具研究開発、マルタ製作所に務める樫尾悠里(かしおゆうり)は一人密かにある実験を進めており、条件に合う被験者を探していた。そんな中、社内で頻繁に窃盗事件が発生する。犯人はビルの警備員をしている伊風村亮太(いぷそんりょうた)で、彼は立場を利用し盗みを行うだけでなく、コンビニや街中でも窃盗を繰り返す日々を送っていた。明くる日も伊風村がいつもの流れで更衣室を物色し室外に出ると、なんと窃盗現場を樫尾に見られてしまう。しかし樫尾の反応は意外なもので伊風村は拍子抜けするが、この時点ですでに伊風村は被験者として目を付けられていたのだった。果たして樫尾の進める実験は成功するのか。そして窃盗常習者の伊風村が最後に盗むものとは──
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みんなのレビュー
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4話で終了の短編だけどオチがきっちり決まっているのはよかったです。細かな点で突っ込みどころはいくつもありますので、気になる人は多いとは思いますが。監視カメラを警備員が自由に操作できるなんて有り得ないし、間違いなく履歴は残る筈。レントゲンの際に来ている服もおかしすぎるし、ステージ4で胃ガンがみつかれば普通は即入院でしょう。まあこの辺りは本筋には関係ないので無視すればいいと思います。伊風村(樫尾の身体の)が最後に死んでしまうのはまさに自業自得で良いオチですね。死ぬ前に経緯を周囲に打ち明けたかどうかはわかりませんが、生き残った樫尾の方がどんな人生を歩むのか興味は尽きないです。
by こころしらず- 0
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3.0
実際、そんなぬるくないから。。。
警備業〈警備会社〉って。でもまぁ、
しっかり作者さんも取材して書いたのだとおもうから、
あまり色々言えませんが。私自身、経験あるので。
窃盗犯を捕まえることは多いけど、自分自身が窃盗する側になるには、
かなり大変だとおもう。仕事の悪用というより「人としての理性」の問題。by ロンソン- 1
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5.0
意外とヘビーだった
ユーモアを交えた軽い切り口のSF・・・からの予期せぬダークユーモアな結末。
SFっていうかジャンルはよく分からないけど面白いです。主人公の設定が意外とヘビーだったので、もっと登場人物のエピソードを見てみたいと思いました。by 匿名希望- 0
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3.0
面白い
話の題材が珍しいし、タイトルも興味深い。この窃盗犯の弱みにつけこんで主人公が何かするんだろうけど、現実の世の中で考えたら、罪を黙認したら主人公も共犯てことにならないかな。その辺のことも含めて、この先どうなるのか気になる。
by まーちゃんcat- 0
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3.0
ありそうで…なさそう?
現実にありそうでなさそうな設定。ただ夢物語ではないので、想像しながら読み進められます。小生的には…もう少し表情豊かなイラストが希望です!!課金は…すみません。しないかな…
by ままちゃろ੯‧̀͡u\🐾- 1
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4.0