70年目の告白~毒とペン~
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あらすじ
母を看取った漫画家・涼の精神は、現在から彼女が生まれた1946年へと跳躍する。彼女が目の当たりにする自らの人生とは……!? 壮絶なる毒親との戦いの人生がはじまる。彼女はいかにしてミステリー・サスペンスコミックの女王となったのか。
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みんなのレビュー
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泣けてきます…。
高階良子先生の作品が好きです。
「地獄でメスがひかる」ではじめて知ってから様々な作品を読みました。
ロマンティックな本格ホラーやサイコサスペンスなど幅広い作品がありますが、
私が一番好きな作品は「銀色の谷」です。ロマンティックな少女の恋の話です。
「銀色の谷」は、高階先生の作品にしてはグロさが足らないですが、まだ読んだことがない人にはお勧めです。素敵なお話なんですよ。
前置きが長くなりました。
本作品「70年目の告白~紙とペン」を読んでの感想です。
主人公(たぶん高階先生自身)の親の残酷さと、戦後の時代とが相まって悲惨です。
高階先生は親にずいぶんな目に遭わされてきたのだな、と…。想像を超えた虐待で驚きます。
先生の作品によく出てくる、人でなしの親たちは、母上がモデルだったのですね。府に落ちました。どうしてこんなに毒親が作品に出てくるんだろう、とは思っていたので…。
毒親で悩んでいる人には共感できるでしょうし、戦後の作品としても注目してよい作品かと思います。
続きを早く読みたいです。by 匿名希望- 10
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5.0
私が漫画を読むようになったきっかけが、高階良子作品でした。
高階良子さんの紡ぐ物語にはどこか慰められるようなところがあって、読むようになったのです。
今回、この自伝的作品を通して、彼女は自分自身を癒す物語を描いてきた、そういう側面があったのだと感じました。私にはこんな壮絶な経験はないのに、何故高階作品に惹かれたかわかったような気がし、その一方で、そんなことを言ったらおこがましいような、そんな複雑な気持ちになりました。
うまく言葉にできませんが、高階さんの生み出した物語を私にも読ませてくださったことに、感謝します。ありがとうございます。by rrrrr5- 1
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5.0
書いてくれてありがとう
小学生の頃、高階良子先生の作品が一番好きでした。ホラーに分類されるのかもしれませんが、洞察力が素晴らしく子供心にも先生の作品は突き刺すものがありました。唯一無二の存在です。
この作品はそんな先生の心を垣間見たような気がしました。
もっと若い皆さんにも、先生の作品を読んでもらいたいです。by atomlily- 5
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5.0
パパ最高なのに
毒親家庭で育ったので、毒親ジャンル読んでますが、試し読み分がはまれない気がして、躊躇してました。読み始めたら止まらない。お母さんのひどい顔何度も描いてすごい。私も思い出して吐き気が。アダルトチルドレンは成功者が少ないそうですが、成功してからもひどい母さん。私がはまった作品の裏話や漫画家さんの悩み知れました。先生ありがとうございました。
by リンゴ3個- 0
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5.0
毒親にも負けず
戦中戦後の貧しさが理由とはいえ、
実の母から疎まれ、
優しい父には早くして生き別れ、
辛い少女時代を送られても
夢のある漫画を生み出していった作者の生き様。by necoねこ- 1
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