3.0
作者さんとソーニャ文庫本大好きです。歪んだ愛をテーマに書いている作品ですね。そんなに歪んではいませんが満足です
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作者さんとソーニャ文庫本大好きです。歪んだ愛をテーマに書いている作品ですね。そんなに歪んではいませんが満足です
ヒーローが目的の為にヒロインに対して、酷い仕打ちをしてしまいますが、内心めちゃくちゃ悔やんでます。ヒロインもかなり寛大。ドロドロなソーニャ文庫とは少し違う?、爽やかさのある作品かもしれません。
もともと山野辺りり先生が好きで読み漁っています✨!こちらもヒーローが豹変してヒロインに無体をはたらくのはあれでしたが、最後はハッピーエンド!安心して読めます!
前半の純粋なヒロインが優しい聖職者としてのヒーローとじれったいような爽やかな出会いから思いをよせるまでから、ヒロインが王の立場を絶対なものにする乙女の証を背中に持っていたことをヒーローが発見してからが話がぐらっと一転します。そこからのヒーローがどろどろさをあますことなく発揮して後半を一気に進めてくれます。絵もきれいで悪役も懲罰されすっきり読み終われました。
働き者で明るさが周りの人達まで気持ち良くさせるヒロイン。生まれ持った乙女の印に人生が変わりゆく。
聖職者として成長した王太子、乙女の共に運命に惑わされずにいて欲しいですね(^^)
さわやかなヒーローとヒロインかと思いきや、期待してた通りの歪んでるヒーロー。
ヒーローが王位奪還するために探していた乙女がヒロインだとわかる前に、もう少しヒーローがヒロインに惹かれてる様子があればよかったかなぁ。その様子があまりないと、「お気に入りの女の子が探していた乙女で、もれなくラッキー」みたいな感じがしてしまうかも。
好きな作家さんの作品ですが、レビューがないのでちょっとドキドキしながら購入。でも結果は、先が気になって一気読みしてしまう位、面白かったです!
ヒロインは、ほのかに恋心を感じていたヒーローに、無理矢理体を奪われ、その後は部屋に閉じ込められ、この先どう展開していくのかと思いましたが、最後は悪者はヒーローに粛清され、ヒロインとヒーローも収まるところに収まってのハッピーエンドでした。
ただ流されるだけでなく、冷静に現状を判断し自分の考えをしっかり持てるヒロインには好感が持てました。