4.0
うん、リアルですね。
地方都市から旦那の田舎へ嫁ぎましたがビックリするほど昭和でした。
ご近所が全てを把握していて生きにくいところでした。
今はゴタゴタに巻き込まれて旦那の判断で脱出しましたが。
あのまま残ってたら本当に一気に老けて一気に心がボロボロでした。
それをリアルに描いた、なんとも言えない空気感がありました。
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うん、リアルですね。
地方都市から旦那の田舎へ嫁ぎましたがビックリするほど昭和でした。
ご近所が全てを把握していて生きにくいところでした。
今はゴタゴタに巻き込まれて旦那の判断で脱出しましたが。
あのまま残ってたら本当に一気に老けて一気に心がボロボロでした。
それをリアルに描いた、なんとも言えない空気感がありました。
ある程度レビューを拝見しましたが、どなたも触れられていなかったので
(全ては拝見していなく、もっと前にかかれている方がいらっしゃいましたら申し訳ありません)
どなたかのご意見をききたいのですが、
最後のキーホルダーを燃やすところ
MIYUKIがMIYUMIになっていますがこれはただの誤字なのでしょうか?
なんとなく勘ぐってしまい、
美幸の方は田舎を出た時に決別するためにキーホルダーは捨ててしまっていて、
まきが机のなかにしまっていたことに驚き、
そこで罪悪感も感じ、
東京で似たようなキーホルダーを探して購入しようとするもMIYUKIが売っていなく、
仕方なくMIYUMIを購入し、
結末にいたったのかなと、、
考えすぎですかね?笑
田舎あるあるで、集まりごとでは男は飲み、女は準備…。都会の大学を出てバリバリ働く女は疎まれる姿。自分も同じだったのでとても共感しました。
ただ、2話を読んで完結。「え⁉︎」と思ってしまいました。なぜ従妹は死んでしまったのか、主人公はこれからどうするのか…気になる所が描かれていなくて、ちょっとモヤモヤしています。
他の方も書いていましたが、まるで一つの短編小説のような、味わいのある作品でした。
これでもか、これでもかとただ無駄に引き延ばして、中身が薄くなる作品も多い中、こんなにあっさりと終わった事にも驚きました。
最後にキーホルダーを燃やしたのは、どうしてなんだろう?私なりの解釈は、まきが煙になって、東京を動き回ったり、田舎に帰ったり、自由にできるようにしてあげたかったから。自分のキーホルダーも燃やしたのは、まきが一人では寂しいだろうと思ったから。
そんな解釈の余地が読者に与えられる作品は多くはないのではないでしょうか?
好みが分かれる作品だろうと思いますが、私はとても気に入りました。
現代の話なの?マジ?
母の田舎が地方の中規模都市で、たまに行くと余計なことを言うじいさんがいるので論破してやると黙りますが、それは私が遠い都会育ちの自立している立場だからでしょうか。あのシステムの中に組み込まれていると抗いにくいのかな。っていうか抗い方を知らない?
教育を受けられず、平等に評価される仕事もない地域では負の遺産が連鎖されるんでしょうね。諦めないでって外から言っても届かないのかな
親から子へとずっとずっとそれが当たり前と引き継がれてきた閉鎖的で差別的な考え方の親戚一同にイラッとしました。大事な従姉妹のためにそんな場所へと帰り何を言われても耐えまた一人出て行く主人公の姿を見てどうか強く生きてしあわせになってほしいと思いました。
東京のど真ん中で代々続く家に生まれ育ちましたが、家族、親族、地域社会、ほぼこんなような感じですよ。田舎とか都会ではなく、日本の農民ムラ社会の構図なんでしょうね。
この親戚が集まるシーンを読んで幼い頃の光景がフラッシュバックしました。長男の兄が親族の頂点である祖父の膝で周りから後継ぎ後継ぎとチヤホヤされているのを横目に、まさにビール瓶片手に祖母や母と忙しく台所と宴会場の往復をしていたっけ…
その後、田舎の方のように都会という逃げ場の無かった私は本当にアメリカに行きました。帰国後、兄や親戚から「女の子なのに海外に出る許可を貰えるなんて。お祖父様に感謝しないとね」と散々言われました。
ムラ社会に染み付いた長男教の男尊女卑、一朝一夕に消えるものではないでしょうね〜。
私も田舎出身です。大学でわざわざ上京したのに、地元に戻る人が多くて疑問を感じていましたがこの漫画を読んで納得しました。縛られていたんだと。もちろん地元が好きな人もいるんでしょうけど。
私はそんな田舎の風習が嫌で進学と共に上京して国家資格を得て働き、東京で家庭を持ちました。田舎を出ることが絶対だとは思いませんが、窮屈に感じるなら勉強するしかない。頭が硬い大人にはそうやって意思を突きつけるしかないと思います。
幸い私の両親は好きなようにやらせてくれました。両親に感謝しています。
現代社会であるのかと思われる方は、とても恵まれた環境かと思います。
感情のまま書くが許してほしい
漫画は、本当に主人公の故郷は古い田舎なんだなとわかります。
田舎の方に目をとられると思いますが、従姉妹と同じ気持ちだったはずの主人公の過去の葛藤とやるせなさが田舎という舞台装置で際立ってると思います。
とても陰鬱です。
変にその先を書くよりこのまま終わったほうが読んだ人にインパクトがあるし、投げ掛けるためのものなら考えるきっかけとなると思う
そして
確かにこんな田舎もまだあるけど、全部がこうではないと思ってほしい
田舎でも家によっても違うこともあるので、漫画を見て田舎全部がこうだと言うのはちょっと違うと思う
個人的な考えですが
男性は力仕事、女性は家の中をなど女性を家から出さないのは、田舎ほど凶悪な犯罪があったり動物(熊や猪)から守るためでした。
少なくても私の地元は
あとは、本当は田舎から出たかった人ほど出ていった人に当たりがキツいです。
それを思うと、この従姉妹も親族も主人公のことを羨ましかったのではないかと思います。
私は比較的新しい(関西に比べて)地方都市の少々離れた町出身ですが、将来の進路を尊重してくれる以外は同じ風習でした。
他の方の口コミにかかれる田舎も、陰鬱な所からライトな田舎まであるなと思いました。
女の子にかけられた呪い…
そんな言葉は初耳だとしても、田舎に生まれ育った女性はどこか、ピンとくるものがあるのでは無いだろうか。
私はアラフォーで、出戻りで バツイチで、子育てをしながら田舎で暮らしている。
手に職があるおかげで日々の暮らしには困っていない。(ただ、同じ仕事をし 成果をあげても目の前に横たわる「男女の賃金格差」には憤りを覚える。)
自分の得意分野を伸ばすため、県外の大学を受け、東京で一人暮らしをするのだ!と決めた17歳のとき。
祖母の葬儀で(私の記憶のなかでは)初めて対面した祖母の妹(大叔母)から、その進路について こう言われた。
「おなごの子は、大学なんか行かんでええやろ。」
これ↑は西暦2000年の話である。
田舎レベルに大差はない、同じ県内に暮らす女性の発言が、これかよ… と。もう泣けるぐらいのクソ田舎だなぁ…と。
あれから20余年…
職場の同年代の女性スタッフにこの話をすると、
地元育ちの面々は、「あぁ、あるある。」という反応である。
そして都会で生まれ育ったのち 旦那さんの地元である当県へと移り住んで来た女性からは、
「女の子にかけられた呪いだね!今の若い子たちにはかけられていないことを願うよ…」と。
この作品は、そんな ありふれた呪いのお話だと思います。
この物語の伯父さんは、令和になっても、この世の中の何処にでも存在して、呪いをかけ続けているのだとおもいます。