新装版 恋風

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あらすじ
――今日から再び「お兄ちゃん」です。 妹がいることは知っていた、実感はなくただ知っていただけ。 彼女と別れ、何となく気分が乗らない、そんな日に妹に出会った。 彼女と別れたモヤモヤは、妹に見せた失態で、吹き飛んだ。みんなが俺のことを「お兄ちゃん」という……。妹って何だ。 吉田基已の傑作ラブストーリー、新装版にて刊行開始!
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みんなのレビュー
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4.0
20年前に読んでいました。
連載当時イブニングで読んでいました(当時20歳〜23歳で、4年間)。絵に惹かれて読み始め、コミックスも購入しました。当時はラストが衝撃的で、最終巻を買う気になれず全巻揃えることはできませんでした。二人は愛を貫いたけれど、破滅的で落胆したのを憶えています。
偶然ですが耕四郎のような見た目と性格の男性と縁あって27歳のとき結婚しました。今43歳になって作品を読み直して思うことは、もし夫と交際時に血縁があるから結婚できないと知ったとして、おいそれと諦められるのか?ということでした。 それと、同じ両親を持ち大なり小なり複雑な思いを抱えて育った耕四郎と七夏は、共感レベルがあまりにも高く他人には理解できない感覚があるのかなとも思いました。個人的には宮沢賢治とトシの、兄妹間の特別な感情を思い出しました。
若い頃受け入れられなかった作品が、何十年も経って読み返すと少し寛容になり理解できたりします。人の命は限られていますから、耕四郎と七夏の刹那的でありながら永遠のような…そんな愛もあるのかなと今は思います。 登場人物でいえば、七夏の親友の双葉ちゃんのような人間になりたいですね。by やよまむ-
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3.0
人によって好みが分かれると思いました。
漫画ならではの話、と割り切れる人向け。
女の子を妹と知ったときの
お兄ちゃんのショックぶりをみて、
共感できるかどうかは人による気がした。
女の子が制服着てる時点で、
だいたいの年齢は(少なくとも十代ということは)推定できる。
でもお兄ちゃんのショックぶりから
この子を「1人の女性」と意識していたことが分かってしまって、
それを「切ない」と思えたらいいのかもしれないけど
どうしてもそうは思えなかった。
何で、妹と知ってガッカリしてるのか?
むしろこの子が自分の妹だなんて喜ぶところでは?
まさか妹だったなんて、すごい偶然だね!とほっこり笑い合うと思ったのに、
お兄ちゃんの落胆ぶりが逆に本気度の表れのよう…。
お兄ちゃんの恋愛対象からは
個人的に外れてほしかったかなと思います。
純愛なんだろうけど、
制服の女の子を恋愛対象として見た時点で、お兄ちゃんへの共感はなくなった。
その感覚そのものが単純にこわいものに感じられてしまいました。
女の子が制服じゃなく、
すでに高校も卒業後で
もっと大人っぽく描かれていたら
また印象が違ったのかも…。
お兄ちゃんも何でよりによって
いかつい感じのサラリーマン風なのか
よく分からない。
絵はあたたかい感じがいいと思いました。
辛口な感想でごめんなさい。
あくまで個人の感想です。by ツツピィー-
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3.0
互いが兄妹と知る前に 異性として意識か
2話まで読んでみた 記憶にも残らない七夏2歳の時に両親は離婚し、別々に育った兄妹
偶然 出会った時はお互い相手が血の繋がった兄妹だと知らず、お互いに振られたばかりの寂しいところに相手を異性として意識した
他の人のコメントを先に見て、どうも近親間の地雷モノとうっすら判明 当分保留by 匿 名 希 望。-
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1.0
両親の離婚で2歳の時に別れてる年の離れた妹の七夏が高校生になるのを機に一緒に暮らすことになった耕四郎。制服姿の七夏と妹と知らずに出会ってたのもあるのかなぁ。七夏を妹とと思えず、お兄ちゃんと慕われてもハイそうですかとは思えないんですね。それでも妹に惹かれてしまう耕四郎。七夏も同様で実の兄弟なのに抗えない気持ちなんでしょうが、やっぱりダメでしょ。読んでいて、実は2人は血が繋がってない事に期待してたんですけどね。
by アーマータイガー-
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5.0
オススメです
兄妹と知らずに出会い、どうなっていくのかな…と読み始めたら止まらなくなり、どんどん読み進めてしまいました。
お兄ちゃんの葛藤が切なくて、妹も思い悩んでいて…。
家族愛、友情、恋愛、色々な方向から楽しめました。
登場人物の表情が豊かで、絵が柔らかい感じがして好きです。by 14時-
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作家:吉田基已 の作品

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レーベル:イブニング の作品

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出版社:講談社 の作品

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