あらすじ

「分かるか、ハル。あれがお前のいた島だ――」事故で双子の弟を亡くした紺悠久(こん・はるひさ)は、とある目的から、自分そっくりだった弟・万寿(かずとし)に扮して彼のゆかりの地を訪ねることにした。そこは、万寿が”ハル”と名乗って働きながら暮らしていたという離島の色街。悠久はそこで、弟の葬儀に来ていたスナック『乙姫』のマスター・美鶴に再会する。人生の生き辛さから「違う自分になりたい」と願い、万寿に扮してこの島にやってきた悠久は、「俺を”ハル”にしてよ」といきなり美鶴に迫る。最初は適当に受け流していた美鶴だが、「ハルは美鶴さんのことが好きだったんだ」と、亡くなった万寿の心を代弁するような言葉を悠久が口にした瞬間、美鶴はいきなり悠久を殴りつけ、そして口づけするのだった。「バカだなあ、“ハル”。俺はお前とずっとこうしたかったのに――」死んでしまった万寿をめぐり、残された彼らがたどる「それぞれの想い」とは?欲望と諦観、渇きと人情で溢れる不思議な離島の色街で紡がれる、双子と一人の男の恋物語。

みんなのレビュー

3.0

2021/01/03 9:54

作家さんが好きで

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前回の、お手前をテーマにした作品が大好きで、迷うことなく即購入しました。今回の作品は、ちょっと物足りなく感じていて、もっと心理描写とか、亡くなった双子の片割れの事とか、掘り下げた作品になってたらなーと残念です。なんとなく読後感に、どこがピークだったの？という物足りなさがあります。
今後に期待！！

by あんぽんたん2
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5.0

2023/04/27 18:40

無料分読みました。
無料分だけだとストーリーは、わからないですが絵がとにかく綺麗でした。続き気になるので購入します

by あかざ31
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1.0

2023/04/10 18:34

顔だけならそっくり双子

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一卵性双子ならばそっくりはあたりまえ。だが、兄は優等生、弟は不良。でも、もともとの素質や性格は同じはず。双子の入れ替わりなので、ややこしい。

by かきくり
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3.0

2023/04/05 23:06

なんか

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最初から展開が強引だし、双子の弟になり切るのも早々に失敗。
なぜ、色々捨ててこの街に来たのか、理由が、弱い。

by るぴるぴるぴ
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