みんなのレビューと感想「果ての荒野でバカンスを」(ネタバレ非表示)
- タップ
- スクロール
みんなの評価
レビューを書くLoading
-
果ての荒野でバカンスを
今注目のAIをモチーフにしたSFですね。
心が苦しくなるような愛の物語でぐっときました。
宇宙に単身赴任なんて孤独で鬱になってしまいそうな上に、戻る故郷も愛する人ももういないという絶望。
キューブがいてくれたから、愛されていた事を知って救われたのかな?by MJMK- 0
-
5.0
全てを超えて
時間、空間、距離、性別、種族。
それらを全て超えた想いが切なくて美しいです。
いずれたどり着くはずの「同じ場所」で、それぞれの作品の2人が末永く幸せに暮らせますように。by ブルーらぴす- 0
-
5.0
心が鷲掴みされました😢
表題作はあまりにも切なくて哀しくて心がギューッと鷲掴みされました。
頭をガーンとされたかんじです。
愛してるから生きてほしい。こころはずーっとそばにいるって…諦めなんていつまでもつかないと思うけど、ほんとのほんとの一人きりじゃなくても、でもやっぱりこれから先の長い長いバカンスを思うと涙しかないです。by 匿名希望- 0
-
5.0
叙情詩のようなお話です
3話とも、未来の地球なのか、パラレルワールドなのか、おとぎ話のような作品です。
そして、それぞれが切ないのに、本人達は幸せで終わっているところに、救いがあります。
読んで良かったとおもいます。by 匿名希望- 1
-
5.0
前作の「羽化」良かったですが、こちらも切なさでは負けてないくらいストーリーが良かったです。
三作品の短編です。
三編ともに共通するのがどんな「形」であっても相手を大切に想うそんな愛し方に読み終わった後も心に残りました。
おすすめします。by 匿名希望- 2
-
5.0
哀しくて、美しく優しい
果ての荒野でバカンスをーー
右上に小さく描かれた表題と作者名。
THE WORLD'S ENDーー
少し小さく左にある英語の題名。
そして、幸せそうに踊るような2人の背後に大きく浮かび上がるのも、優しく黄色い英語の題名。
手を取り合う2人は、1人が宇宙服で1人は軽装にノーマスク。
帯には大きく「365日前の君に会えたら」の文字。
これが代表作です。
そして、レビュータイトルが私の感想です。
「ふたりぼっちのエバーアフター」
2作目は人外モノです。
美しい青年マグノリアと彼に育てられているエミール。
話が淡々と進んでいくようで、実はとても深い深い一途な愛のお話でした。
「蛙の王子様」
幼い頃から綺麗すぎる自分の顔が吐くほど嫌いな西野くんと、虫以外に興味がない飯田くんの可愛いお話。
"蛙化現象"っていうんですね、西野くんのトラウマ。
そして"昆虫博士"飯田くんがとても良い味出してます。
代表作・2作目ときて、とてもホッコリするこの2人を最後に持ってくるところ、ニクイです!
読み終えた後に帯に書いてあったもう一文
「圧倒的世界観」
の言葉が理解できました。
どうぞ、是非この「世界観」を覗いてみてください。by よしのくず- 2
5.0