【ネタバレあり】[小説]復讐の甘い檻のレビューと感想

すごくすごく良かったです！

ヒロインが良い子過ぎる…（泣）
ヒーローも酷いことはしつつも、ヒロインの事を一途に思っている様子が垣間見えて本当にハラハラとヤキモキさせられました。
でも、最後のプロポーズは素晴らしかったです！！
感動しました！

おもしろかったー

ドキドキキュンキュン、最後までどちらに転ぶかわからない展開がおもしろかった！
結局両思いハッピーエンド最高です
続編、番外編で素直な2人のいちゃいちゃ書いてくださーい

これはまるで…。

ヒーローとヒロインが生まれた両家には、深い確執と因縁がありその溝は深い。それを超えて愛し合うストーリーはまるでロミオとジュリエットのようでした。2人を切り裂く両家の溝を越えていく姿に目が離せません。

ロミオとジュリエットの話です。久しぶりにいい作品に出会えました。漫画もありますが、小説の方が心情が良き分かります

すごく良かったです。キュンキュンしまくり。ソーニャの中ではドロドロ感なく、純愛です。読後感も明るく微笑ましかったです。

よかった

よくある家同士の対立の話ですが、健気なヒロインを思わず応援したくなります。
結局はヒーローもヒロインじゃなきゃダメなんだと気づくシーンはキュンとしました。

よくある設定だけど

ソーニャらしい健気なヒロインと復讐に燃えながらヒロインを愛するジレンマを抱えてしまったヒーローのお話です。よくある設定ながらじれったいところ、ヒロインの健気なところなど丁寧に描かれており、サブキャラもそれぞれの回収がありさくっと読めました。個人的にはもっとどろどろしてもよかったです。

読み応え有り！

ロミジュリですね！設定は。
15歳12歳くらいで初恋になるわけですが、ヒロイン大人びてる！！昔の世界観だと普通かもしれませんが、こちらは度々すごいなーと感心します。10代で愛を誓ったりね。
とにかく、両家の争いに二人は巻き込まれて5年後に再開するとこから話は動き出します。
狡猾な王妃の姉。過去の復習に怯える王。遠巻きの実家一族。隣国の大公として自国を圧倒する力を持つ元初恋相手。冷静かつ上司思いのヒーローの部下達。と言った面々で、表向きは和平交渉を進めている王宮で、世話係として贖罪し続けるヒロイン。
とりあえずヒーローを裏切ってる風なんです。姉と繋がってるし。だけど、やっぱりヒーロー大好きでして。何をどうしたいの？って思いつつ、ヒーローの拗らせっぷりにも裏があるのかなーーと。なんでこんな歪んでるんだっけこの２人？？もやもやしつつも圧倒的エロでうやむや。。

結論終わりにしたのは、、ヒロインの計算高さでした。まさかの。贖罪で修道女になったほど清廉なイメージだったのに！
でもヒーローは冷静になってから見抜いてました。こいつ意外としたたかだぞと笑。12歳でライバル家のヒーローと隠れて逢引きする手腕。姉から毒殺を強要され、ヒーロー達に逆に見つけさせる。毒殺気も和平交渉を妨害するつもりはない潔白さを証明するために。もちろんヒーローはカッとなってヒロインを傷付けることになるだろうけども！
いやはやお見事。

ヒーローも元々の育ちの良さが復活してきて言動が柔和になってくるので、そっからはきゅんきゅうです。
やっぱり初めて会ってからのやりとりには1番ほんわかしましたね。

ハラハラ、ドキドキ(二重の意味で)

復讐するつもりで隣国でのし上がったヒーローと、間接的にヒーローの一族の滅亡に加担してしまった事を悔いて苦しむヒロイン。ヒロインの姉である女王とのやり取りやストーリーにハラハラ、ラストの駆け引きにドキドキしました。勿論、ヒーローとヒロインのシーンにもドキドキしました。

ヒーローの一族がころされる時の描写がちょこちょこあるので、苦手な方はご注意を。ラストはハッピーエンドです。

滅茶苦茶良い

作家買いです。他のレビュラーさんも書いていますがテンポ良く話が進むのと挿絵が美しいのでとても読み応えがあります。