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4.0
読んでいて辛かったのはそこ。
自分も似たような思いでそういう行為をしていたから。
作者さんのように壮絶な過去はないけれど、自分はすごく自己否定が酷い上に行為をして精神を保っていた。
それで安心していた。辛いのが紛れたから。
これは病気なんだ、と認知させ、病気を発症しても自分とちゃんと向き合うのって物凄く辛い。それに耐えるのも物凄い気力がいる。
それに向き合って、尚のことこれを作品にするなんて作者さんが尋常ではない努力をされてるっていうのが伝わった。
誰にでも起こりうる話だからこそ、是非読んで欲しい。
変態って済まされる話じゃない、これは病気だ。
3
5.0
この漫画を読んで全ての依存症の深さと怖さを知りました。
鬱と同じ、いずれは自分を壊し、いずれは死に至る病、心の病気なんだと…。
ネットで見てると数多くの問題行動を起こしている人達の話を聞きますが、本当は自分でもこの依存症という病気に気づいていないのかもと思いました。
きっと多くの人間が、認知の歪みによって
依存症になる可能性が多いと…これは他人事では無いんだと気付かされました。
そして自分もその可能性があるのだと気付かされました。
この漫画は決して依存症とはこんな病気！みたいなノリではありません。
真剣に向き合い、何処よりも依存症についてわかりやすく説明し、そして治療の難しさや治療に対して必要な事も語っている漫画です。
自分はそんな依存症じゃない。
周りでこんな問題行動起こしてた。
そんな人も読んで欲しい漫画です。
そして依存症の怖さとちゃんとした知識と理解を…深めて欲しいと思いました。
2
5.0
初めてこの本のタイトルをみたとき、青年誌のハーレム物で、主人公がエッチしまくるフィクションの話だと思ってました。
しかし、よくよく本の内容を知ると、依存者治療のエッセイ本だと知り驚きました。
読み進めていくと、筆者がどのように依存性になっていったのかの過程で驚きました。
私は単純に薬物依存やアルコール依存はあっても、性的な依存性なんてものは存在しないと思っていたのですが、筆者が育った環境とか色んな人生の転機で、誰にでもなる病気なんだと知りました。
そして、治療法に驚きました。
精神科での治療もそうですが、自助グループの活動にしても、知らないことだらけでした。
色んな人がいらっしゃいますが、自分の思い込みなどで偏見の目を向けるのは気を付けないとと思いました。
津島さんは幸せになって欲しいです。
2
4.0
口コミを読んで興味を持ち読み始めました。
壮絶です。まだ無料の最初の方だけですが。
犯罪をしてしまう人の辛さや苦しさを少し垣間見れたような気がします。
今まで、犯罪をする人も苦しいんだろうと思ってはいても内面を理解することはできなかったですが、この漫画を読んで軽く衝撃を受けました。自分のモノサシで人を見ることの限界を見た気がします。
津島さんは犯罪者ではないですが、その苦しさがすごく伝わってきました。
津島さんの絵や表現が、この重いテーマを重々しくしすぎず、かといって軽すぎず、引き込ませて共感も持って読ませられるのがすごいなぁと思います。応援しています！
3
5.0
ストーリーがとてもわかりやすく、サクサク読めました。
この漫画はタイトルにもあるように誤解を生みやすい病名についての理解もできるし、誰にでもなる可能性もあるんだという勉強にもなる作品だと思います。
放っておけば犯罪にも繋がりかねない病気であるということが、この病気の大変なところでしょうね。
まだ最後まで読み終えていませんが、作者さんが少しでも楽になっていれば良いなあ。
ストーリーの進め方が私にはとてもわかりやすくて、読みやすい漫画だったのでもっとこの方の漫画、読みたいです。
2
4.0
私自身、この話の中で出てきた依存症の一つ、「恋愛依存症」ではないかと思う節があるので、とても勉強になりました。
恋愛してると嫌な事全部忘れられるし、余計なこと考えなくて良い。好きな人に受け入れてもらえると、自分の存在価値を見出せる。だから、その人を失う事を考えると怖くてたまらない。
でも、きちんと目の前の問題に向き合わないとだめですよね。
1人の自立した人間になって初めて本当の意味で他人を愛せると思うから。
3
5.0
依存症についてとても勉強になりました。本当の団体の、回復プログラムもリアリティーがあり、依存症患者の苦しみと、回復過程が痛いほど伝わってきました。たくさんの人に読んでもらい、依存症について理解してもらいたいと思いました。絵も綺麗で面白いのでとてもおすすめです。
8
5.0
性依存の苦しみがとてもリアルに描かれていて、読んでいて苦しくなることがあります。しかし、とても良い作品だと思います。
現在、性依存が背景にある犯罪も多いように思います。また、犯罪までいかなくても性依存による苦しみなのにそれを意識できていない人も沢山いると思います。多くの人に読んでもらいたい作品です。(真面目な内容と、表紙やタイトルにギャップがあるのが少し気になります…)
2
5.0
性依存症という言葉は知っていましたが、他の人と違わず偏見を持っていました。
このマンガを読んだ後に見渡せば、私の友人、知人に案外居る、依存症の人。
一つだけ付け加えて欲しかったのは、境界性パーソナリティ障害の事。
私の知るパーソナリティ障害の人数人全員が、性逸脱を繰り返してます。自己肯定感を一時的に上げる為に色んな人と関係を持つのですが、このような、心の病との関係も描いてほしかったです。
1
4.0
依存症を理解してなかった私には、え～！と驚くことばかりでした。
セ◯クス依存症って変態の延長にしか思ってませんでした。この話を読んで、苦しむ患者さんたちに対して悪かったなと思うようになりました。これは精神疾患です。
望んでなくても、性欲がおさまらない。
日常生活にも支障がでてしまうくらい。
どうにかして、自己処理でおさめようとしても、すぐに復活してしまう。町中を歩いてでも、幻覚がみえてしまう…。
患者さんたちがそんな苦しみを抱えてるなんて、想像がつかなかった。
すぐに私のような偏見が余計に苦しめてる部分も多いんじゃないかな。
それをこの作品から気づくことができました。
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