不安の種

あらすじ

生ぬるい風、落下する不快感、背中に刺さる冷たい視線…。闇の種が発芽する時、非日常のモノ共が出現する!!

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ユーザーレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    反則か、発明か

    ごく短いエピソードの寄せ集め的な漫画、と書くと短編集かと思われるかもしれないが、違う。
    こんなものは「短編」とすら呼べない。
    ストーリーはないに等しく、誤解を恐れずに言えば、ほとんど漫画の体をなしていない。
    反則ギリギリの作品であり、これを受け入れられない読者はたくさんいると思う。

    だが、怖い。

    この作品は、「瞬間」を捉えることに特化している。
    それによって、ホラー漫画として稀有なリアリティーを獲得することに成功している。

    世の中には色んなホラー漫画がある。
    街にゾンビが溢れたり、心霊スポットで貞子ちゃんみたいなのが出てきたり、排他的な村でレザーフェイスみたいなのに襲われたり、何でもいいのだが、いくら作品が魅力的で、それに没入できたとしても、ふと我に返ると、いい大人であれば、誰もが思ってしまう。
    「でもまあ、こんなこと、現実にあるわけないねんけどな」と。

    だが、この作品は、違う。
    ストーリーを放棄しているがゆえに、「何かわけのわからないものが見えた」という「瞬間」だけを描いているがゆえに、「こんなことなら、あるかも」という実に気味の悪いリアリティーを生んでいる。

    ずるいだろ、そんなの。
    一方では、そう思う。
    「反則」と書いたのはそういう意味だ。

    しかし考えてみれば、タイトルからもう、作者はそれを表明している。
    これは「物語」などではなく、あくまで「種」なのだ、と。

    その種は、漫画の中ではなく、私たちの現実の中で芽を出し、日常のふとした瞬間を侵食する。
    私たちは、夕闇の帰り道に、深夜のベランダに、カーテンの隙間に、この漫画で見た、幽霊かどうかも不確かな、何かわけのわからないものの影を見るだろう。

    その仕掛けはほとんど発明と言って然るべきで、ムカつくほど感心した。

    by roka
    • 10
  2. 評価:5.000 5.0

    推し。

    ホラーものが好きなのです。面白いと思う。ホラーというか、不思議物っていうか、兎に角、一度読んでもらいたいと思う。
    友人に勧めてみたけど、興味なさそうではあった。趣味の違いだろうけど、ザンネーンではあった。

    • 1
  3. 評価:1.000 1.0

    はぁ?

    うっかり1話の購入ボタン押しちゃったけど…高いわ!何を考えてんだ!
    内容はまぁ、別にいいよ。好き嫌いだよ、そんなものは。
    値段に見合ってるかどうかと問われれば、俺は「見合ってない」と言うけどね。
    どれだけ賢くない輩が設定した料金なのか知らんが…もう見ない。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    大好きな作品です。派手に怖いわけじゃないけど、日常にあったらと思うとゾワっとします。そういうのが好きな人にはオススメです!

    • 2
  5. 評価:3.000 3.0

    ネタバレ レビューを表示する

    とりあえず無料分まで。
    ショートショートみたいで、一つのはなというより、その一時を切り取った感じの内容です。ゾゾッとするのもあれば、何が起こったのかよく分からないものもあり。暇つぶし用かなぁ…

    by yamanen
    • 0

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