みんなのレビューと感想「春駒 ～吉原花魁残酷日記～」（ネタバレ非表示）（28ページ目）

かわいそう。悲しい。借金のかわりに、家族のために。体よく騙されて。最初にお客の相手をしたあとの絶望した春駒の姿の絵は、絶望の気持ちが本当にうまく描かれていると思います。

事実の話

本作は、事実上の話だと知り驚きました。
時代の流れとはいえ、現代では考えらない状況だったんだと胸が締め付けられます。

貧困の差を、まざまざと感じながらも、抗えない環境にも負けず、主人公の精神の強さと賢さに、同じ女性として尊敬した作品です。

うーん…

復讐に向けて何か動くのかと期待したが、これといって何もせず。
ドロドロした感じを期待したが、いまいちでした。

かなりシリアスな話で女性としては複雑でけど、最後がハッピーエンドになる事を期待して見てます。しかし、今も昔もやっぱり知恵？、知識はなんだかんだで人生のパートナーになるなって感じ。

本当に昔はこんなことがあったと思うといたたまれない。弱みにつけ込む人間や、欲望ばかりの人間が醜い。光子の復讐が叶いますように。

考えさせられる内容

なんとも、悲しく切ない内容です。
男性の描写が気持ち悪く、嫌悪感を感じますがそこがうまいと思いました。

どうなるのか

どうなっていくのか気になります
報われる日がくるといいです。家族とまた再開できますように
続き読みます

現在とは

現代では考えられないなと思います。
主人公はとても勤勉な女性であり、何も知らずに吉原に入れられてしまっても、彼女になりに強く生きているように思いました。

伝わってきます

一般的な少女漫画や小説で描かれるファンタジーの吉原ではなく、過酷な環境であり、人道的とは程遠い吉原の内面を描いた作品です。絵がグロテスクで生々しい表現も多いですが、当時の吉原の状況が視覚的にガッツリと伝わってきます。

引き込まれます

全くの世間知らずな主人公が辛い経験を幾多と乗り越えて強くなっていく様が勇気づけられます。とはいえ過酷な生活には違いなく、また、実話だと知り、こういうことがまかり通る時代があったのだと衝撃でした。