みんなのレビューと感想「春駒 ～吉原花魁残酷日記～」（ネタバレ非表示）（11ページ目）

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実在した女性なんですね、売られて連れて来られて、何をするのかわからないまま、いきなり客に押し倒されたりしたら、怨みますよね。花魁に興味あるので、青楼オペラや花宵道中を読んでましたが、こちらとはまたちがったこの時代の女の子の気持ちってこんなふうだったのかな？と見方を変えてよみました。

残酷日記なので

花魁という華やかそうに見える世界のお話ですが、残酷日記なだけあって残酷ですね。
正直読んでいてきつくなりますが、これが現実かなと思います。
突然出てくる絵が怖かったりするので試し読みでキツかった方にはおすすめしません。

辛い…

男だけ満足な行為は嫌悪感がします。
これが現実に起こってた事なの(>_< )
辛すぎる。可哀想すぎる。読んでいて腹立たしくなる。

昔は想像つかないほど貧しくてこういうことが日常的にあったンだろうなと思います。
騙された憎さが出て来て良いですかね。

負のオーラ

がすごくて、読んでいるとなんだか前向きな気持ちとかが持っていかれてしまいます。暗くてあんまり希望もないのですが、進めていくとどうなるのかなという期待はありますね。

かわいそう。悲しい。借金のかわりに、家族のために。体よく騙されて。最初にお客の相手をしたあとの絶望した春駒の姿の絵は、絶望の気持ちが本当にうまく描かれていると思います。

本当に昔はこんなことがあったと思うといたたまれない。弱みにつけ込む人間や、欲望ばかりの人間が醜い。光子の復讐が叶いますように。

現在とは

現代では考えられないなと思います。
主人公はとても勤勉な女性であり、何も知らずに吉原に入れられてしまっても、彼女になりに強く生きているように思いました。

伝わってきます

一般的な少女漫画や小説で描かれるファンタジーの吉原ではなく、過酷な環境であり、人道的とは程遠い吉原の内面を描いた作品です。絵がグロテスクで生々しい表現も多いですが、当時の吉原の状況が視覚的にガッツリと伝わってきます。

実話と知らずに

無料分を読み、レビューを見て実話だと知りました。
アラフォーの私の意見ですが、この時代の性病は命取りですが、それでも裕福な方に身請けして貰ったり、お金を実家に送れたり、割り切れれば若い美しい女性だからこそ、出来る仕事だなと、割り切れないものかなと感じました。