【ネタバレあり】残夢のレビューと感想

取り返せないズレ

私はとにかく「美しき女性の殺_人鬼」という設定が苦手で、「そんなのいるわけないやん」と常にいっきに冷めてしまうのだが、それはあくまで「現実枠」内の作品の話である。
本作は一種のファンタジーなので、それほど抵抗感なく読めた。

簡単に言うと、残夢という魔女みたいな女が、超能力みたいなもので善良な人間たちを次々に殺_人鬼に変えていく。
ただしまあ、読み始めたときに期待していたものとは大きくズレがあるのも事実で、奇怪な連続殺_人の真相が上記のようなものだった、という展開には、「はあ」という感想しか出てこない。
そのズレによる違和感をひっくり返すような何らかの魅力があったかと言えば、それは甚だ疑問である。

どうして一旦奇形化するんだろ？という謎はありますが抜け目のない、残忍な残夢を早く成敗してくれ！、思って見ていましたが、読み進めるうちに複雑な心境になっていきました。とはいえ犠牲になった人を思うと気のやり場がない！気づいたらどハマりしていました。おもしろいと個人的に思います。

サイコホラー系好きでいろいろ読みますが久しぶりにハマりました！残夢ちゃんの正体・目的も気になるし、割と伏線のようなものもあるので本当に読んでてドキドキします。

平然とは見れない

私は見ない方が良かった。残酷というか、異常者。神経がおかしくなる不快に頭に残る映像は、精神的に見ない方がいい。冷静に気にせず読める方なら、主人公が可愛いししっかりとした絵にストーリーもちゃんとしてはいるから良いのかも。

どんどんラビリンスについて明かされていくのがわかる。グロいけど、タッチが細かくはないので怖がらずに読むことができました。

サスペンス好きなので
読み始めました。
おもしろいけれど、少しぐろいので
続き読むか迷ってます。
ぐろ系平気な方にはお勧め。

グロい描写もあるけど、結末が知りたくて読んでます。
被害者がなぜあんな奇形な形になるのか疑問だし、犯人もなぜ犯行を繰り返すのか。

残忍なところから始まりましたけど……。慣れてない人には向いてないかも。わたしも向いてない。無料試し読みでアウトでした。