【ネタバレあり】BADONのレビューと感想

無料のみ読みました。絵がスタイリッシュ!魅力的な登場人物たち!アメコミみたいなセリフもかっこいいです。

好きな作家さんです

独特な世界観。今度はワル集団、元（笑）
タバコ屋が舞台という話を書いて、ここまでひきつけられるのも、オノ先生の作品だからこそ、と思います。

いかにもオノ･ナツメという感じ。
ACCAのスピンオフというか、同じ世界が舞台のお話ですね。

首都でタバコ屋を開店する元犯罪者達が主人公。それぞれ個性的で、どんな過去があるのか興味をそそられます。

個人的には、2巻のアナウンサーのエピソードがせつなくて好き。

いやもうみんなかっこよすぎて...

主軸の4人は過去に犯罪をおかしてますが、しっかり服役を終えて、4人で協力しながら高級タバコ店を開くというストーリーです。4人とも元々悪い男たちだからこそなのかめっちゃ大人の色気があったり、得意分野でそれぞれ活躍したりと...アメコミ好きな方はハマる作品です。オノ・ナツメ先生のセンス最高。

他作品と繋がっている世界観

タイトルだけで気付いても良かったのですが、世界観がオノさんの別作品ACCAと繋がっています。王が交代したという話題が出てるという事は、時系列はACCAの話の直後くらいなのかな。他作品を知っているとニヤリとさせられる感じ、好きです。

お話は相変わらず渋いですねー。ハートが1人で綱渡りしてるのを、他3人がさり気無く支えている感じです。近寄らず、遠ざけず、そっと。仲間っていいなあという感想です。

この作者さんが大好きで
見つけて即読みでした！
この個性的なイラストと世界観がたまらなくすきすぎる！
一度読んだら癖になる、そんなマンガです！

ワルの男たちの描き方に惚れます

刑務所で出会った4人がそれぞれ罪を償い、高級煙草店開業で人生の再スタートをしていくお話し。一般人のように簡単には運ばなくて、「ベッドの上の女」（7話）からふわりジワリと悪の世界につながっていきます。煙草の煙のように。
腕の良い煙草職人から仕入れたタイマ入りの煙草を発見して、「悪さは駄目だ」とキッパリ。再スタートにかける決意と、甘い話から誘惑をどう断ち切るのか、前科持ち特有のツテを使って捕まらない範囲でどう切り抜けるのかなどなど、物語とスリルが良いテンポで進みます。さすがオノさん、伏線が鮮やか！
住居人兼家政婦のリリーちゃんも、何やら秘密がありそう？で、まだ9話までですがとにかく謎だらけの5人から目が離せません。
個人的にハートのもぐもぐ顔が好き。
絵もストーリーも無駄がない。オノワールドに損は無し！