第61話
あらすじ
色欲に溺れた聖女は罪の業火に焼かれて、果てる――! 私利私欲を貪る貴族たちにより偽りの罪で処刑された元勇者・ラウル。悪と渡り合うには、それ以上の悪になるしかない。自分を裏切り、仲間や家族を殺した者たちへの憎しみが彼を復讐者として蘇らせる――…! 聖女クリスティアナの魔女裁判は佳境を迎え、ラウルの計略により、有罪判決が下された。魔女として火炙りの刑にかけられ、聖女は絶命。しかし、この処刑は復讐の始まりに過ぎなかった。「俺もすぐ行くから待ってろよ」 何も知らない聖女がラウルに連れられて地獄の扉を通ったとき、新たな復讐の幕が上がる――…!
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