【ネタバレあり】夫の不倫現場に踏み込んだ 宮城朗子傑作選IIIのレビューと感想(16ページ目)
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問題多い家族
あの程度ですぐ娘にビンタするんだ…というのが不倫より衝撃。
不倫だけじゃなく、人としていろんな問題が山積みな感じで、自分はこういう大人になりたくないなぁ…という感想です。by 匿名希望- 6
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3.0
10〜13話。せつない。
大失踪裏切りの出生を読みました。
10〜13話。ネタバレ感想ご注意ください。
最初な話と、どちらにするか悩んだけどこちらの話を読みました。
主人公、日高麻絵の夫修司が失踪してから3年。
夫妻には3歳の娘の彩花がいましたが、3年前、交通事故で亡くなりました。
それから修司は1ヶ月後に失踪。
麻絵は帰りを待っています。
スーパーの主任からは求婚されていましたが、麻絵が風邪ひいて見舞いの時に拒絶。
彩花は、前の彼氏梅川の子でした。暴力性欲男。
耐えきれず逃げた先は、行きつけの居酒屋店長の修司のところ。修司はかくまい、
仕事を辞め、麻絵と共に遠くの町へ引っ越しました。
そして結婚生活をスタートさせるのですが、梅川に所在がバレ、ムリヤリされてしまいます。
梅川はその後、チンピラと喧嘩して死にましたが、
子を妊娠。何回も堕胎をさせられていたので、産むか迷いましたが、修司の子かもしれない。
産む事を決断。
彩花は誕生し、3人で仲良く生活していましたが、
修司の運転中に事故。その事故で彩花は亡くなってしまいました。血液型はB。夫妻は共にO。
麻絵は私に罰が当たったと悔悟。
ごめんね彩花。
ごめんね修司さん。
居づらくなったスーパーを辞め、彩花の四回忌。
お墓に行きますが、花が供えてありました。
まさか。
修司はいました。
真相を改めて聞かれ、観念した麻絵。
あの事故の日。修司は輸血の話で病院から聞いてました。
俺の子じゃない。その事実から逃げ失踪した修司。
修司も謝りました。
俺たち3人は家族だった。
おわり。
感想。読後に色々想像する話です。後からジワジワ来る。
簡単に血液型が違うとわかり、墓場まで持って行こうとした麻絵と、自分の血の繋がった子でなかった事実に耐えれず逃げた修司。
最後、自分に言い聞かす様に言った修司。
俺たち3人は家族だったよな。
そうです。家族ですよ。
子を失った喪失感は、他人にはわからない。
子がいなくなった。家が暗くなった。
私は子の事が気になった。by あすか時代- 4
2.0