みんなのレビューと感想「妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~」(ネタバレ非表示)

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  1. 評価:4.000 4.0

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    2人産んでますが、2人とも重症妊娠悪阻で入院したので、つわりの描写は共感できました。
    生きてきた中で一番辛くて正に生きる屍のような妊娠生活でしたので、赤ちゃんはかわいいですが妊娠出産は二度と経験したくありません。

    そして看護師なので(精神科勤務ではありません。)、精神科病院の描写はちょっとひどいなと思います。「おまえ・・・」のくだりはこんなことほんとに言うかな?と思いました。急性期の精神状態で記憶があいまいなんじゃないかと思われます。

    ここからどう回復したのか気になるので読み進めようと思います。

    最初の何話かはバグってるのかな❓️読みにくいので改善求めます。

    by 匿名希望
    • 83
  2. 評価:4.000 4.0

    とてもリアルな描写

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    私も20代に職場異動がきっかけで突然の吐き気と過呼吸発作が起こり精神科で抑うつ状態と診断されました。家の中では叫んだりしてましたが他人にや外でするほどではなかったので入院はありませんでしたが、私ももし内外構わず叫んだり自殺しようとする姿を見せていたら措置入院させられていたかもしれません。私は昭和一桁生まれの両親から厳しく育ち「恥」の気持ちが強かったのでどんなに頭にきてもみっともない姿は他人には見せられませんでした。
    私も31才で妊娠出産をするのですが夫は私の気持ちより自分の兄弟や親の気持ちを大事にする人なので出産直後、お見舞いは控えてもらいたいと親戚に伝えてもらいたいと言ったにもかかわらずドカドカ連れて来てしまった時は本当に辛かった。私に味方はいないと悟り子供が2才半の時に離婚しました。他人も家族も出産後のお母さんの精神状態は気遣ってくれません。病院のスタッフでさえ赤ちゃんは大事お母さんは我慢しなさいという始末。
    離婚してからは一人でこどもを育てるため准看学校に入り看護師を目指しました。その時並行して精神科病棟に看護助手として入職しましたのでこのお話の閉鎖病棟の描写はとてもリアルで働いていた時のことを思い出し頷く場面がたくさんありました。
    また精神看護の勉強時に一人の医師が日本は精神科領域の研究がとても遅れていて解明されていないことが多いと話していた。だから分からないと統合失調症になってしまうのだと。心はどこにあるか?との質問で胸ではなく頭だと話してくれたことも印象的でした。いまだに心は胸にあると思っている人はたくさんいますが精神疾患は頭の神経伝達物質などが誤作動している病だと習ったことが思い出されます。でもやはり生育環境が大きく関係しているのも事実です。これだけ自殺者の多い国なのだからもっと政府が精神科分野に予算を割いて研究が進まないと閉鎖病棟も溢れかえってしまいスタッフも足りていないし雑な医療が繰り返されるのではないでしょうか。私は働いていて思ったのは精神疾患に限らず入院はしないで済むならしない方がいいと思いました。なぜなら病院は入ったら最後やはり医療側が有利にことが運ばれてしまうからです。患者は無理や我慢を強いられるから精神的に不自由は多かれ少なかれ患者のみなさん感じていると思います。他人との共同生活自体ストレスですしね!
    今後の展開がとても気になります。

    by 匿名希望
    • 57
  3. 評価:4.000 4.0

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    私も妊娠期から気持ちが落ち着かなくなり、出産後(ホルモンバランスが不安定とされる時期)に色々な要因が重なり強迫性障害(潔癖)を発症しました。
    現在は通院もせずに社会復帰もし、かなり落ち着いて来ていますが、主人公が感じている恐怖に胸が締め付けられる思いで読んでいます。
    心の弱さや素質だけが原因ではなく誰でも罹患する可能性があるものだと思ってます。ただ、誰もがなりたくて病気になっているわけではない、気をつけていても罹患してしまう…それは分かってほしいと感じました。

    by 匿名希望
    • 54
  4. 評価:4.000 4.0

    続きが楽しみです。

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    精神科病院の精神保健福祉士です。
    …うちの病院の看護師さん、本当にみんなこんなです。酷いです。でもその中でもやっぱり主人公の話を優しく聞いて言葉をかけてくれた男性看護師のような、優しい看護師もいます。

    精神病を抱えること(主人公の言葉をかりると、おかしくなること)は、本人の責任なんかじゃないし。弱さでも甘えでもないです。
    内科や外科と同じ、病気です。

    精神科の既往があっても子供が欲しいと思うのは女性として普通のことだし、幸せな未来を思い描くのは当たり前のこと。私も小学生の娘がいますが、産後1年は不眠だったりちょっとしたことで泣けてきたり、ワーカーなのに…子育てでこんな心が折れるなんて…とボロボロでした。

    それにしても、シングルの私としては優しい旦那さんがいる主人公が羨ましいです(笑)これからは良い方向に向かうのかなぁと思うので、続きが楽しみです。

    • 51
  5. 評価:4.000 4.0

    後悔していること

    白血病で入院していた時、同じ階に精神科の病棟があり、ここまでではないけれど同じ状態の人と偶然に知りあいました。
    発病の経緯も自分が産んだ子に対して彼女が抱いていた感情も、旦那さんの献身ぶりまでもが、そっくりでした。
    同い年の話し相手ができた事が単純に嬉しくて仲良くなりましたが、当時、余命宣告を受けていた私に向かって彼女が言った「わかりやすい病気で他人に同情してもらえるあなたが羨ましい。代われるものなら代わってほしい」という言葉が許せなくて、結局、疎遠になりました。
    皮肉なもので、私は奇跡的に寛解したのに、彼女はその後、何年間も精神病院を転々として、治って出て来た直後にガンが見つかり、手遅れで亡くなりました。一度もその腕に抱くことのなかったお子さんは、今、旦那さんが一人で育てています。
    私自身は過去に受けた投薬治療の影響が怖くて子を持たずにいますが、この作品を読んで、あの時の言葉に込められた当時の彼女の苦しみが少し分かったような気がします。
    同時に、後悔しています。
    もっと話を聞いてあげればよかった。もっと優しくしてあげればよかった。
    せめてこの主人公、作者さんには、乗り越えた先に幸せが待っていて欲しい。心からそう祈っています。

    by 匿名希望
    • 51
  6. 評価:4.000 4.0

    共感しました

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    自分も二人目出産時、酷い息苦しさで寝てる間以外は海の中に沈められた感じでした。産んだら治ると思いつつも、食事も味を感じなくなり人の話も頭に入らなくなり限界を感じ、産院の先生に相談し誘発剤を使い出産。産んだ瞬間から分娩室で再び息苦しさに襲われて、出産、2日程で服薬開始…。一日中、歩き回っていないと、息苦しさでどうにかなってしまいそうでした。食事中もなんども席をたってウロウロ…本当に異常だけど苦しくて苦しくてどうしようもなかった。家族に心配はかけないようにと、足が攣ったとか誤魔化していたけれど、上の子と産まれたばかりの赤ちゃんのお世話をしたいのに苦しくて苦しくて、一緒に布団に入るのが精一杯でした。主人公の赤ちゃんに対する申し訳なさが、あの時の自分と重なって思わず涙してしまいました

    • 31
  7. 評価:4.000 4.0

    誰でもある

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    私も妊娠初期から妊娠悪阻入退院を繰り返し、義父母との確執もあり負のスパイラルにはまり自死願望と子供を守りたい思いでパニックになり重度の適応障害と診断され、体重減少もみられた為、5ヶ月の終わりから出産するまで入院していました。
    私が入院中も個室からでてこれないひとや感情的になるひとはいましたがここまでされた人は見たことなかったです。(産科病棟だからでしょうか⁉️)
    妊娠は人の数だけパターンがありまね。

    by 匿名希望
    • 21
  8. 評価:4.000 4.0

    幸せになって欲しいと祈りながら読んでます

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    わたしは過去に閉鎖病棟に入院したことや、妊娠出産時の体と精神が追いつかない経験もした事があるので主人公と気持ちを重ねてしまいました。なんかばたばたむずむず落ち着かないというか、罪悪感みたいな。なんなんですかね、アレ。ホルモンの異常なんだろうなぁ。

    誰にでも降りかかるリアル感がよかったです。絵も好みでした。
    主人公の幸せを祈るばかりです。主人公の旦那さんも途中から体調心配です。

    by urian
    • 18
  9. 評価:4.000 4.0

    リアル

    精神科のある病院に勤めた事があるけど実際にこういう患者さんこれ以上に酷い症状の患者さんはたくさんいます。
    病院のシーンでの看護師の振る舞い方は今は改善されていますが、全て改善されているわけではないので心が痛みますが、患者の方も医療者側の話を聞かず嘘をつき何度も入退院を繰り返す人、何十年も入院してる人がたくさんいて改善が見られない患者には態度が厳しくなってしまうのはある意味仕方のない事だと思ってしまうし、家族は無償でそれに付き合っていかなきゃいけない現実があるわけで…
    本当に難しい話だけど、広く知ってもらいたいマンガです。

    by 匿名希望
    • 13
  10. 評価:4.000 4.0

    甘い甘いってさー!

    皆さん、辛辣なレビューでびっくりしました!私も精神疾患の薬を7年かけてゼロにして、出産も再度精神科と産婦人科を両方受診しながら、無事高齢出産を果たしたけど。主人公に対しては、いまだに自分も起こり得る事だと思うし…たまに読むのが怖いぐらい。
    「甘い!甘い!」って言う意見が多いけれど、皆さん、完璧なママ出来てるんですかね?甘いのは旦那さんとのエピソードであって(笑)主人公の苦しみは少なくとも私は共感できるよ。
    後、精神科医従事者の人が読んで偏見だ!と怒っているけれど、日本の精神科心療科界隈でまともな病院て少ないのも事実ですよね。
    怖いながらも、主人公がどう乗り越えていくのか?気になってつい読んでしまう漫画だと思います。
    母親は、聖母じゃないからなぁ〜
    人間、そんな強くもない…けど弱くもないでしょう!

    by 匿名希望
    • 11
全ての内容:★★★★☆ 1 - 10件目/全448件

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