【ネタバレあり】閏うこの月のレビューと感想（139ページ目）

なぜか胸が苦しくなる

普段は当事者同士の恋愛だけしか描かれない恋愛漫画は読みたくならないのに、こちらの作品は不思議とぐいぐい引き込まれてました。絵なのかストーリーなのか、、主人公の里が自分の気持ちにハタと気付いて衝動的に家を出て好きな人に会いに行く、そして幸せをいっぱい噛みしめる描写や、今まで寂しさを押し殺しながらも彼と居続けたのは結局自分自身の選択だったんだよね、作家業の彼を陰で支える役を担うことで何者にもなれない自分という見たくない現実と向き合わなくて良いというメリットが自分にもあったんだ、ちゃんとそうやって気持ちや起こったことを咀嚼する里に好感が持てました。
レス系の漫画はどうしても女性目線なので、男性側がすごい嫌な人に描かれてるけど、実際ひどい男性もいるでしょうが、女性側に主体性がなかったり自己肯定が低かったりちゃんと自分の気持ちを伝えてなかったり、男性の良くない面を助長し育ててしまってる女性もよく登場するので、里も例に漏れずそんな感じですが、男のせいにばかりせず、自分の内面に目を向けてるのが良かったです。

里に全然優しくしてこなかったくせに別れを切り出されたとたんに動揺しすぎ。
しかもあっさり浮気とかホントに最低だわ。ラストすっきりした終わりかた、好き嫌いあるかもしれないけど私は好きです。

まだ全部は読んでませんが、出だし里が光をホテルに誘うところ、置き去りにする光、悲しいなー。レスで辛いのは、身体だけじゃなくて 心を拒否されていると感じるところ。俊くんに癒されるといいな。

気になる

続きが気になってしかたがないです。大切にしてくれない勝手な彼氏と魅力的な男の子、、、それはもうそうなるりますよね。

モラハラ彼氏

付き合ってる彼氏がモラハラ男過ぎて、なんで付き合ってるのかわかりませんでした。結構こういう人多そうだけど、どこを好きで付き合い続けてるんだろう、、。

面白い！

そしてちゃんと完結しているのも良いですね。大抵このパターンの女子はウジウジしていてなかなか進まない。それか流されて自分の気持ちなんて無いフラフラした女子が多いけど、主人公はダメな自分とも向き合い、流されないようにしっかりとして行きます。そこも良かった！

無料分だけ読んで、続きが気になってネタバレレビューを読んで…最後はハッピーエンドっぽいので安心しました(笑)
はじめは光にイライラ。レスって、体の関係だけじゃなくて心の関係なんだよって言いたい。本当に疲れてたり、Hする気がなくても、手繋いで寝てあげるとか、ギュッとしてあげるとか…スキンシップで十分だったりするから。女の子(このお話では里ちゃんだけど)も「しよ」だけじゃなくて、断られても「じゃあオヤスミのキスして」とかね。それもしてくれなかったら、もっと早く別れる決心つくんじゃない？などと思ってしまいました。

すごく面白くて一気に読んでしまいました。主人公の気持ちすごく分かりました。
彼氏が簡単に浮気したのはやっぱりダメ男なんだなぁ、ないわー。と思いましたが、最後のハッピーエンドは気持ち良く締めくくられていてスッキリした気分になれました。

マンネリ

里と光は、高校から付き合って10年同棲して5年のカップル。段々とレスになり、彼氏の言う通りの忖度しちゃってる。熟年夫婦じゃないのによく同棲してると感じました。言いたい事を伝えないと拗らせるヒロイン。そんな彼女に俊と言う男性が彼女へアプローチして来ます。三角関係になるのか？気になります。

広告から

毎度広告から気になってみてしまうんですけど、当たりの作品でした。だんだん流されずに頑張るように変わっていく主人公、ステキです！最後もハッピーエンド（？）かな！元カレがどうなったかしりたい！