【ネタバレあり】[小説]眉目秀麗な王子は婚約破棄を申し出た伯爵令嬢を大きな愛で包んで離さないのレビューと感想

凄い強引な王太子だなぁ。貴族界の噂ってあってないようなものから、ホントのことやいろんな情報とかいろんなものがある。18歳まで家から出してもらえなかった彼女の心にもない噂。王太子である彼にも噂が付き纏っていた。やっと出れた舞踏会である人にぶつかって逃げるが、きっとその時にぶつかったのが王太子で一目惚れだったのではないかと。会って話したいという彼女からの申し出をチャンスと捉えて、断られるのを分かっていて城から彼女を出さなかった。何としても彼女を落とそうとあの手この手で彼から離れられなくしようとしていた。

互いに噂のせいで最初は疑ったりもしますが､徐々にそれも解消していき､求め合っていきます。
最初のほうはヒロインを愛でるまでで､体の繋がりはありませんが､ヒーローの攻めも中々濃厚で好みでした。
ヒロインの一言でヒーローが半ば強引(?)に抱いてしまいますが､最後は愛し愛される仲になり良かったかな…と(^^)
ただ､エロさがあったのに､それに伴う絵が1枚もなく､残念でした。(作中､文章のみでした)表紙の絵がキレイだったので､中の絵も期待してましたが､1枚もないのか！？とガッカリ(ー_ー;)
あとは､互いに結ばれてからのエピソードもあったら良かったですね…。
そんなに時間をかけず､サラッと読める内容だったかなと思います。

とにかくエロいです。
お互いに変な噂を流されて誤解しながらの出会いですが、ハッピーエンドでよかったです。
中世ヨーロッパみたいな、舞踏会みたいな世界観が好きなので好みの作品です。