【ネタバレあり】マジスター 見崎先生の病院訪問授業のレビューと感想

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  1. 評価:5.000 5.0

    12話読了。無神経にズカズカと入り込んだ

    配信12話、読みました。


    ネタバレ感想ご注意ください。


    病院訪問教育の現場の話です。


    愛知県では院内学級のない病院も、小中学生が長期入院する場合、県内どこの病院でも、病院訪問教育を実施するそうです。


    ある日、同僚の松本先生が授業に失敗。

    摂食障害の生徒の気持ちをほぐそうと思い、流れで「バカだな。そんな事考えなくても大丈夫だよ」

    生徒は部屋を飛び出しました。

    その話を聞いて凍りつく同僚教師。

    支援学校新任の主人公、鷲見梅(26)に、先輩の見崎恭平(34)は言います。


    「入院している子供たちにとって教師の言葉は時に鋭い刃になる」


    梅は、見崎に誘われ、訪問教育の現場へ。


    水越宗一郎君(12)。交通事故で右足切断。野球少年。精神的なショックから何も話さず。

    見崎は、梅を宗一郎の担当に推薦。

    そして忠告します。「お前の教育論は役に立たん。夢とか希望は語るな。側にいる事を嫌がられないようにしろ」


    宗一郎は何日立っても話をせず、


    ある日、梅が大リーガーのサインボールを持って行ったところ、、宗一郎が反応しました。


    梅は嬉しく、義足で甲子園に出た選手の話をしますが、、

    宗一郎は激昂。

    自傷行為でパニックに。

    あとで梅は見崎に注意されます。

    「思い上がるな。あの子は自分の気持ちを何とか立ち直らせようとする途中だった。その気持ちをお前は無視して、彼の心の中に無神経にズカズカと入り込んだ。そして立ち直ろうとする、その心を折ったんだ。」


    「お前は豊松の授業から外れろ」


    そして見崎が担当になりました。


    話をはしょって、梅も少しずつ打ち解け授業が始まりました。

    優香の話は割愛。

    少しずつ、梅も経験を積んでいっています。


    12話おわり。


    感想。大人になり最近までモヤモヤしてた事。
    可視化された作品だと思います。

    見崎先生は、よく見てる。


    人との接し方。子供だけじゃなく大人にも通じる話。

    梅先生も松本先生も、悪気はない。善意。

    でも受け取る方は、そうは思わない。

    「心の中を無視して無神経にズカズカと入り込んだ」


    梅先生は、見崎先生が居て良かったですね。

    善意の押し売りは嫌われる。


    13話以降も楽しみにします。

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