砂の城

  • 完結
  • 1~21話無料(2026/07/30 10:00まで)
  • 1、2巻無料(2026/07/31 0:00まで)

あらすじ

【ナタリーとフランシスの哀しい恋物語】富豪ローム家にうまれたナタリーは、屋敷の前に捨てられていたフランシスと兄妹のように育てられ、結婚を誓い合う。しかし当然反対されたふたりは海に身を投げた。それから数年後。離れ離れの場所で命をとりとめたナタリーはフランシスを発見するが…。せつない純愛物語、第1巻。

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

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    小学生ではじめて読み、子ども心にもその救いのなさが、ある意味衝撃として心に残った作品です
    おとなになり30を過ぎて、ふと思いだし、読み返したくなり手に取りました

    確かに救いのあるなしで言えば、ないのかもしれない
    だけどやはり、改めて読んでも、この作品にはわたしの心を掴んで離さないなにかがありました

    強烈な切なさ、悲しさ、主人公をいとおしく思う気持ち、そしてどこかに救いを求める気持ち、、読み終わったあとのわたしの心は、それらの思いがうずまいていながらも、ただ呆然としたような状態でもありました

    そして思ったのです、これはただ、こういう作品なのだ、と
    わたしたちはつい無意識のうちに、なにが言いたかったんだろう、この女性の生きた意味はなんだったんだろう、などと、作品に対してその意味や結論や、説明を求めています

    うまくまとめるわけでもなく、ただひとりの女性の人生であった、それがただ、人より悲しいものであった、ただ、そういうことなのかもしれません
    ふしぎな魅力のある作品です

    by 匿名希望
    • 29
  2. 評価:5.000 5.0

    懐かしい!

    一条先生の作品は色々読ませて貰いましたが、個人的にはこれが一番好きです!

    内容的には昔の昼ドラですが、舞台がフランスってところと一条先生の当時の絵柄のお陰で、一気に高級感が増します。

    ただ死んだ恋人の息子フランシスに一途に想われながら、ウジウジグダグダしてる主人公ナタリーにはホントに苛つきます。
    でもそれがまた面白い!

    当時小中学生が読んでいた『りぼん』に連載されていたのが信じられないくらい重くドラマチックな話ですが、そういうのが好きならオススメです!

    • 15
  3. 評価:4.000 4.0

    NEW
    昔の少女漫画ってオトナだな

    綿ぢがまだ漫画を読む前のこと。ともだちもおねえちゃんがもっていたりぼんに乗っていておとなっぽい絵だなと思いました。
    長じて読んで子供に理解できるのかなと思うし大人な内容です。
    作者が言うには世間知らずな一人のお嬢さんが恋人の忘れ形見を養育して成長し大人になっていく話と仰っていて、その通りヒロインは恋人の面影を宿す少年を育てるうちに成長していくのですが、その彼女が壊れてしまうのが実の我が子の死がきっかけなんて残酷だなと感じました。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    一条ゆかり先生の名作です

    ネタバレ レビューを表示する

    「人生は砂の城のようね」
    亡くなった恋人の面影を追い続け、それでも愛を求め、さまよう繊細な主人公ナタリーの愛の物語。タイトルにすべてが凝縮されています。
    登場人物一人一人の、それぞれの“求めても得ることのできない愛”が描かれています。
    フランス映画、外国の映画を観ているように、建物・景色・人物・ティーセットなど
    美しい世界です。
    感動必須です!

    • 10
  5. 評価:4.000 4.0

    NEW

    ネタバレ レビューを表示する

    一条先生の超有名な作品でドラマ化(日本版)もされていたので、読んだ事はなくてもストーリーは大体知っていました。改めて読んでみましたが本当に波乱万丈な運命…愛し合っているのに身分違いの恋、自殺未遂、記憶喪失、事故と次から次へと不幸が襲ってきてかなりドロドロな内容でした。主人公のナタリーのフランシスを一途に想う気持ちは凄いけど、彼の息子に同じ名前をつけて育てたり自分の感情で振り回したりするのはやっぱりちょっと怖い…重いストーリーながら複雑な立場でナタリーを愛する息子フランシスの純粋さと一条先生の緻密で美しい絵によって「砂の城」のように儚いけど美しい物語に昇華されているのはさすがでした。

    by dbpy
    • 0

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