5.0
ナタリーを中心とした悲しい恋愛の話。
30年弱前の作品かと思いますが、今読んでも色褪せない。切なすぎる。
幼馴染のフランシスと一緒になれなかったが、その後記憶をなくしたフランシスが結婚していて、子供がいる事が発覚。
その子どもをナタリーが育てていくのだけれど、それもまた切ない。
でも、みんな愛に生きているな〜と寂しくもあり切ない。誰が悪い訳ではないので。
一条ゆかり先生の壮大なお話
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ナタリーを中心とした悲しい恋愛の話。
30年弱前の作品かと思いますが、今読んでも色褪せない。切なすぎる。
幼馴染のフランシスと一緒になれなかったが、その後記憶をなくしたフランシスが結婚していて、子供がいる事が発覚。
その子どもをナタリーが育てていくのだけれど、それもまた切ない。
でも、みんな愛に生きているな〜と寂しくもあり切ない。誰が悪い訳ではないので。
一条ゆかり先生の壮大なお話
よくよく考えたら割りとウザイ感じの女なのに読んでた当時は可哀想でどうにか幸せになって欲しくて感情移入した覚えがあります。
最後に死んでしまうのが『えーっ‼️』って感じで残念でしたが今だと幸せを掴んで死んだから良かったかなって思えます。
かなりむかしにお昼のドラマで放映されていて、原作も読みました。どこまでも幸せになれないヒロインがあまりにも気の毒にかんじました。ドラマはたしか日本の設定に変わっていましたが、原作はフランスが舞台なのですよね。懐かしいです!
懐かしい‼️
当時、一条先生の作品は「有閑倶楽部」しか読んだことがなかったのですが、他の作品も読みたくなって、手にした作品でした。
それまで読んだことのない、大人なストーリーで、ひたすら切なくなってしまいました。
悲恋ですが、是非読んでもらいたいです。
小学生の頃、当時読んでいた、りぼんの、一条ゆかり作品は「有閑倶楽部」でした。それでも十分大人っぽくて、面白いとは思えなかったけど、今、先生の作品の良さが分かります。品のある綺麗な絵、深いストーリー、最近の作家さんには書けないんじゃないかな?
どこまで読んでも報われなくて、切なかった。最期の一晩だけでもしあわせで良かったのかな。ミルフィーには、最後は反省してるし同情するけど、ミルフィーの母親にはものすごく腹立たしくなる。母親がしっかりしてればこんなことには。
一条先生のお話はホントにステキです。切なくて悲しい物語だけど、最期は泣いていても微笑むことが出来るお話で大好きです。絵もステキです。悪い人なんて一人も居ないのに、こんな事が起きるなんて、人生って不思議。本の中の出来事だけど、実際の事のように感じてしまいます。
本当に深い愛情だと、こういう事にもなってしまうのでしょうか。
読み進めていくにつれて、フランシスの優柔不断というか無駄に優しいところ、ミルフィのワガママすぎるところに、イライラが募ってくるのが正直な感想でした。
美しく、名作ではあるけど、重いなぁ…
私が小学生の頃の作品です。
一条先生の作品を初めて読んだのが
『ティータイム』で、さすがに小学生でしたから大人な内容でしたが、
でも大好きでした。
『こいきな奴ら』も大好きです。
『砂の城』は、フランシスの深い深い愛に涙してしまいます。
随分前に昼ドラにもなりましたが
是非、原作を読んでいただきたいです。
当時の少女漫画では画期的に大人っぽく、おしゃれでした。今思うと分かって読んでいたのか定かではないけれど、ナタリーが激しく愛されている事に憧れていたなぁ…一条先生は線がきれいで懐かしいけれど色あせない。