5.0
昨年、義母を亡くしました。もっとやれた事があったんじゃないかとずっと考えています。
死は日常。
本当ですよね。
本作を読んで心構えができたような気がします。
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昨年、義母を亡くしました。もっとやれた事があったんじゃないかとずっと考えています。
死は日常。
本当ですよね。
本作を読んで心構えができたような気がします。
ナースのチカラからの作者とタイトル買いですが、ホッコリしたり切なかったり目線が変わってくると考え所もかわって面白く読めました。
とても深いです。人の死は特別ではない。日常。人は必ず亡くなる……。それに日々向き合う訪問看護師さん。とても考えさせられるお話です。
亡くなる人は嬉しいだろうけど、何年も介護する方はなかなかしんどいですよ。
経済的に困窮している家庭は、尚の事しんどい。
夢中になって読んでしまった。めちゃくちゃ泣けました。いろんな死にかたがあり、いろんな考えがあるということ。当たり前のことなんだけど、忘れちゃってたな。考えさせられる作品でした。
先日、愛する家族を自宅で看取ったばかりの私には涙無くして読めませんでした。
医療関係者の方々には感謝しかない。
家族としてはできるだけ生きて欲しいけど、最期をどこで過ごすか決めなければならない。私も最期は住み慣れた家がいい。でも家族全員仕事が忙しい今、理想的な看取り難しい気もしますね。
長年にかけて祖父、祖母、父の死を間近にして病院の先生、看護師さん、ケアマネジャーさん、葬儀場関係者、納棺関係者、介護をしていた母。関係者すべてホントにすごいと思いました。
死を直面できない私と違い看護師さんの毅然な態度。仕事とはいえ本当に素晴らしいお仕事で感謝しかないです。
色んな年齢の、様々な境遇の方が沢山の思いを持って亡くなっていく。その病気の方のケアだったり、介護する方へのサポートだったり。ぜひ読んでみて欲しい作品です。
人の、最後、看取りを、とても丁寧に書かれています。絵も温かい感じで、看取りについて考えさせられます。