4.0
絵が綺麗だなぁって思ったのがきっかけで、読み始めました。
確かにダークなところが、いっぱいあるけど引き込まれます。
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絵が綺麗だなぁって思ったのがきっかけで、読み始めました。
確かにダークなところが、いっぱいあるけど引き込まれます。
イギリスのヨークシャーとランカスターの戦いを描いていますが王子のひとりが実は…という突飛な設定 ドロドロ劇が好きなひとには良い作品だと思います
すごく引き込まれる作品です。シェイクスピアの作品が原作ですが、かなりアレンジしているようで、私的には読みやすいです!主人公が、すごく可哀想で幸せになって欲しいですけど破滅に向かっているようにも思えてしまい、どんなエンディングになるのかハラハラしてます。
なかなか凄い設定ですよね。
両性の主人公。
でも男性として結婚までして妻を娶るし、かと思えば女性として他の男に抱かれるし。
悪の茨の道を歩く定めの薄幸な主人公、行き着く先は地獄か?
苦しみながら生きる彼であり、彼女についつい同情してしまいます。
どのような形であれ、最後に安らぎを得て欲しいと思いました。
2つの家の対立を始め、王を望む戦いや政が終わることなく続く世界。
そこに両性を持って生まれたリチャード。なぜこんな体に。母にも疎まれその苦悩から亡霊?が見えたり声が聞こえてきて闇に落ちそうになったり…独特の世界観で描かれています。
癖は強いので好き嫌いが別れそうだけど、絵も妖しく美しく、私は読み進めるごとにはまりました。
悪魔のごとく生まれた自分。愛されたい、必要とされたいと苦しみもがくリチャードは切なく悲しい。その時々に心を許せる人がいながらも、そのささやかな幸せの時間も長くは続かないのね…
原作のシェイクスピアによると悲しい結末へと向かうようです。ハッピーエンドが好きなので何か救いがあるといいなと思いつつ、見届けたいなと思える作品です。
史実通りであれば、リチャードの末路、そして最新刊でとうとうすれ違ってしまったバッキンガム公の今後はあまりにも絶望的
唯一希望が持てるのは、おそらくヘンリー6世が彼であるなら
何らかのからくりでバッキンガムも生き延びて添い遂げられないのか、、、なんて期待してしまいますが
本当は星5つつけたいところ、ハッピーエンドが望めないのでマイナス1で
もしハッピーエンドになったなら、5つでレビュー書き直します
イギリスの薔薇戦争の時代、のちのリチャード3世のお話です。
ランカスターとヨークシャーの対立、ヘンリー6世、エドワード4世、ウォーリック伯リチャード・ネヴィルと薔薇戦争の有名な主要人物達の様子が描かれていてイギリス大好きな方には是非読んで頂きたいです!
史実にそって話は進みますが、登場人物達がとてもうまく練られています。
主人公にはやっぱり秘密はありますが、それは読んでのお楽しみです!
絵がとてもきれいで読み始めましたが、人が死ぬシーンが残虐で、妬み、憎悪など人の汚い部分もリアルでした。
最初は意味が分からなかったけど、悪魔の子と母親から忌み子扱いされ、男でも女でもない身体、、、そりゃ苦しいだろうな、、、
ポイントが貯まればまた読みたい。
歴史物です。
マイナーな時代をフィクションを混ぜて、少女漫画風味によく描いているなと思いました。
フィクションの部分がついていけない人もいるかも、少し独特です。
昔、同じプリンセスの雑誌でスペインのドン・ペドロの漫画があり(作者は青池保子)その子孫がイギリス王家の流れになっていることを知って二度嬉しかったです。
フィクション部分が独特で癖があるっちゃあります。しかし、見識も広がりますし、シェイクスピアももう一度読んでみようかなって思っています。違う感想が出てくるかもしれない。