5.0
知らない世界を知りました。
こういった仕事がある事は知っていたけど、実際にどんな事をしているのかは分かっていませんでした。
肉体的にも精神的にも本当に大変な仕事だけど、この仕事をしてくれる人が居るから世の中は回っているんだなと思いました。
ヘビーな内容ですが、柔らかいタッチの絵でとても読みやすかったです。
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こういった仕事がある事は知っていたけど、実際にどんな事をしているのかは分かっていませんでした。
肉体的にも精神的にも本当に大変な仕事だけど、この仕事をしてくれる人が居るから世の中は回っているんだなと思いました。
ヘビーな内容ですが、柔らかいタッチの絵でとても読みやすかったです。
遺品が価値がないように書かれてましたが、オークションやフリマサイト等で売れませんか?もしその物自体を探してた人や気に入ってくれた人なら相場のお値段で買ってくれそうですけど。ま、そのひと手間がめんどくさいなら無理かな。
大変なお仕事だと思います。
孤独死もありますが、親戚が少ない家族が事故で亡くなったりしても、遺品整理や片付けが発生するだろうなって。
家を綺麗にしておかなきゃってつくづく思います。
実話?なのだとしたら、特殊な清掃業が存在することを初めて知りました。確かに、身寄りがない方が孤独死した家の清掃とか、行政が全てするわけでは無いですもんね。
孤独死って多分珍しくはないですよね。なんか、テレビの演出でかわいそうな感じで取り上げられたりしますけど。きっとここに描かれているように淡々と作業をして、その中で色んな生前の姿が普通の人間として生活してた姿が見えたりするんだと思います。
沖田さんの作品は透明なゆりかごから読んでいますが、今回の作品も人間みが有るいい作品だと思います。
死んでいった人のいろいろな人生模様が生々しく描いてあるので、途中で少し萎えてきますが、慣れてきたらまた続きがみたいと思う作品ですね。
好きな作家さんです。
重いテーマをさらりとリアルに描いていらして、毎回考えさせられます。
自殺者も毎年増え、独居老人も急激に増えつつある現代で、いつでも何処でも起きている事。
思わずゾッとするエピソードが沢山出てくるのですが、絵の可愛いさと優しい主人公で、上手く中和されています。
人は死んだらどうなるかを知る事はとても大事です。
死んで長期間放置された現場を元に戻すべく奮闘する主人公。
もっと報われるべき職業だと思いました。
風呂場で亡くなった後も追い焚き機能のせいで骨になるまで煮込まれちゃったとか、人の皮が分離してくっついてたのか、ハエのフンの話とか、普通ならグロくて文字やましてや絵でなんて見れないけれど、沖田さんの手にかかると抵抗なく受け入れられるのが不思議。
綺麗でかわいい感じの絵でかいてくれてるからとっても読みやすいです。でも実際の現場は想像を絶するような感じなんだろうなと、私の想像を遥かに超えるんだろうなと思います。ご苦労様です。
沖田先生のマンガは絵もかわいくて、入り込みやすく、大好きです!
またホラー系も好きなのでリアルな作品でお気に入りのひとつです。