【ネタバレあり】不浄を拭うひとのレビューと感想（164ページ目）

淡々

淡々と終末した人の残したものを片付けていってる姿が印象的だった。なかなか知ることのない業種だけど、これからの夜の中にはもっと必要な仕事だと思うのでたくさんの人に読んでもらえたらいいと思う。学校の教材で図書室に置いて欲しい。

それも必要な世の中

昨今は、孤独死も珍しい事ではなくなりました。
それが齎された社会における1面の1ページ。

社会では、色んなことが起こってる。
特殊清掃も、考えてみれば当然の事で、死に様、その場所、そこをクリーニングし、何も無かったように、その時を迎えただけのように、その痕跡を消し去って、そこに新たな人を迎える。

でも、今度から、ホテルで家具の運搬を目撃したら｢もしかして…｣と勘ぐってしまうかも。

人が亡くなったお部屋の片付けとか凄く特殊な仕事ですね。
少しこわいような。
霊感がある人にはどうなんでしょう？
私には絶対にできない仕事だなと思います。
昔少しホテルで働いてた事があるんですが、漫画通りの事が一度あり思い出しました。

世間の裏のお仕事

ニュースで時々聞く孤独死の問題っていう重いテーマを扱っているのに、淡々とした絵の感じと、文章で受け入れやすいです。実際こうしたお仕事をされている人がいると思うと頭が下がります。色々なニュースを聞くたびにもっと世の中おおらかになって、人がもう少しゆっくり生きられたらいいのにと思います。

×華先生新作キテター！

まずは作者買いという気持ちで購入。今回も知らない世界を見させてもらえました。部屋入ろうとして見えない手に「入るな！」とされるところとかゾッとしましたが。誰にでも訪れるこの世とのお別れ。人知れず訪れた別れのあとを綺麗にしてくださる方に感謝ですね。

このような仕事が専門であることじたい、知りませんでした。
亡くなった方が過ごした部屋の清掃は身内でもきついと思います。
特に亡くなった痕跡が強く残る部屋に入るとき、金縛りや、霊的な存在を持ち帰ってしまうのは、ぞっとしました。

続きがあるのか分かりませんが、気になります。。

怖いけど面白い

待ってました沖田さんの最新作。どの作品もおもしろいですね。内容が濃いしリアルすぎてたまに読むのがしんどくなる時もありますが、今回の作品は今まで全く知らなかった仕事についての内容でした。死に関する内容なので、好き嫌い別れると思いますが、私は少し関心しながら読むことができました。

こわい

普通に生きてたらなかなか知りえない世界。
テレビでもこう言った仕事かあるって見た事あるけど、さすがに溺死数時間で脂が浮くとかまで深い話はしないし。
頭の皮がスッポリめくれるとか怖すぎる。
そう言うことをきくとやっぱり歳を取ってからの一人暮らしは辛いなー

沖田×華さんの新しい連載ですが、他の作品と比べ内容はシリアスなものとなっていますが、特殊清掃作業という独自の視点からのストーリーでなかなか地味に面白い作品だと思います。地味なストーリー展開の中にもコミカルな展開があったり、様々な人間の生き方を垣間見る事ができる作品です。

いい。

初めてみたけれど、とても面白かった。なかなかこういうものを見れないし、知らないし、怖いって思いもある。映像だとあんまり見れないけど、これなら見れる。本当こういう職をしている人を尊敬する。すごく面白い漫画だと思います。