【ネタバレあり】不浄を拭うひとのレビューと感想（11ページ目）

深いです…

ホンワカした絵とは裏腹に、内容はリアルで重くて、怖さも温かさもあって…色々と考えさせられます。
漠然としか知らなかった『特殊清掃』のお仕事。現場の凄惨さ、御遺族の反応、清掃して下さる方の日常を垣間見ることが出来て、学びになるとともに複雑な気持ちにもなります。
でも絵のお陰で程よく軽減・中和され、読み進めれる。

人はいつか必ず死を迎える…逃れられない現実とどう向き合うか、どう備えるか等々を考えさせてくれる作品でした。

知らない世界

特殊清掃って現実にあるのに詳しく知らない世界。それを教えてくれるお話。主人公がプロすぎるが、やっぱり人間の反応もありで面白い。

仕事内容

身近に居ないとこんな仕事があるのか分からなかったので新鮮です。怖い、汚れる仕事は自分なら出来ないので尊敬します。

普段は敢えて考えないようにしてしまうような。
でも生きとし生けるもの必ず迎えるもの。
第三者的視点から、それに向き合うには
なんだか考えさせられる。。

ある意味共感

大変であまり人がやりたがらないお仕事。その必要性ややり甲斐は理解できるけれど、自分ではやりたいとは思えないし出来ないと感じる。立派なお仕事と尊敬します。
人から羨ましがられることは皆無の職業にやり甲斐を持っている私は少しだけそこは共感させて頂いてます。

現実として起こりうる今日この頃。実際はどんなんだろ〜って思うところがリアルに書いてある。人って最後は寂しくなるのかな。

人それぞれの終焉がある

遺品整理を行なう会社に勤める主人公の話です。
遺品整理の仕事も紹介だけでなく、遺○の状態によって部屋が体液で汚れる等、知識⁇も知る事が出来ます。勉強になりました。
でもごはんを食べながら読むのはやめた方がいいと思います。。

作者さんおしです。

心霊系ですが、そんなにこわくなくなぜか優しい気持ちになれる話が多いです。お年寄りが多めですが、作者さんのお人柄がわかるストーリーが多いですね。

事実

こういうお仕事のお話が聞けるのは、私は興味があるのでどんどん読めちゃいます。
霊とか幽霊とかわからないけど、自分が死んだらって考えるとそんな事もあるかなーって思えて。自分の最後の事を、考えさせられます。

普段知ることのできない仕事。こういう仕事があるんだなと思って読みました。霊が取り憑くのとか実際あるんだと思い怖かったです。？