【ネタバレあり】愛されたがりの処方箋のレビューと感想（2ページ目）

ギャップがいい

チャラいヒモ男の桔平(攻)と一見真面目そうだけど夜は違う一面を持つ奏介(受)。
最初は失恋したモノ同士意気投合してホテルに行くが、積極的な奏介にどんどんハマっていく桔平。
後半お互い好きなのに臆病な2人がすれ違ってしまいますが、気持ちが通じた後は幸せな気持ちになります。

クズヒモが頑張るお話！

あらすじや表紙とはちょっとイメージが違いますかねー。もったいない。
真面目なラブストーリーだと思います。

クズなヒモの桔平がたまたま出会った奏介の家に転がり込む。
真面目で優しく、身体の相性もいい奏介に本気で惹かれていくが、奏介が実はいろいろな人と関係していることを知ってしまう。
傷ついた桔平に奏介が実は○ックス依存症だと告白し、お互いの気持ちを確かめ合って付き合うようになるまでが、前半9話まで。

その後、改めてパートナーとして同棲生活をスタートさせる二人。一見幸せそうだけど奏介の症状はよくならず、桔平は、やはり奏介はいまだに依存症になった元凶である親友の将也を好きで、自分では役に立てないと無力感を感じてしまう。

桔平は、奏介が将也のことはもう好きじゃない、親友なんだと言っても信じられない。
奏介は、桔平に好きだといってもそれを信じてもらえない。
気持ちって目に見えないから、難しいよなー。
言葉や行動で示しても、信じられないと言われちゃったらどうしたらいいんだろう。

桔平の元カノと姪っ子みおちゃんがいいジャブかまして、桔平が頑張って、ハッピーエンド。

桔平はあざとさがなくて(騙したり駆け引きしたりしない)、奏介のために和食を覚えたり、みおちゃんに嬉しそうに奏介を大好きな人、世界一愛している人と紹介するぐらい、素直でオープンでいいヤツなので、どうして最初はあんなにクズヒモだったのか、どうしてここまで奏介にハマったのか、ギャップ萌えだけだとちょっと説得力に欠けるのが惜しいかなぁ。
なにかひとつ、ヒモになったエピソードとかあるとよかったかも。

タイトルの「愛されたがり」だったのは桔平なのか奏介なのか。両方ともかなー。

凄くイイ

トラウマを乗り越えて、happyになるところが凄く良い！
大好きな作品の一つです。

こーゆー徐々にだんだんものにしていく系のやつ面白くてすきです、えっちしーんもいい感じに描かれてました！

自分の好きの想いを相手に伝えるのは簡単なのに、相手が自分に向ける好きの想いを素直に信じるのって実際に難しかったりする…。私自身にもあるなぁ…。
そういうのって自分に自信が無いからだったりするので、桔平の葛藤がよく分かる。

お相手の奏介がS◯X依存症なので、やはりエッロいエッチシーンは盛り盛り出てくるんですが、それを治すべく桔平が悩み葛藤するところがこの漫画の醍醐味だと思います。

エロさと真剣さと切なさのブレンド具合がとても良く出来ている良い作品だと思います。

はじめは、受けがすごく裏表のあるキャラなのかと思いましたが、一人悩んでいるのがわかって、切なくなりました。
お軽すぎる攻めも、そんな受けのことを本当に好きになって、お互いに慈しみあっていく姿が素敵でした。

桔平は自信がありそうで実はないんですね。そのせいで気持ちがすれ違っちゃって。でも最終的にちゃんと伝わってよかったです。

めちゃくちゃ良かったです！
途中奏介が違う男といる時はビックリしましたが原因が切ない！
最後の克服したところは感動しました！

せっせ依存症のお医者さんと、恋をしていく物語です！依存症ってほんとに大変そう！それを理解して改善していく2人が素敵です！

お幸せに

奏介が幸せになれてよかったです。性依存症も最後には克服出来た気がします。
ヒモ男もちゃんと恋が出来て、最後は就職してるし（笑）
2人が出会えて、よかったです^_^