【ネタバレあり】贄姫と獣の王のレビューと感想（43ページ目）

王道

王様と贄姫の恋。
魔族と人間は決して許されない。でも、魔族の王には秘密があり、贄として献上された人間の娘は死ぬ事も王様の事も恐れなかった。
魔族の王は孤独。使える臣下も虎視眈々と王位を狙うものもおり、王の立場も危うい。
そんな中で王は贄の姫を妃として娶る事が出来るのか。今後の展開が楽しみです。

TLやBLによく出てくる『獣人もの』とは全くの別物です。
エロさはありません。
エロがすきな人は読まない方がいいです。

魔族に生贄として捧げられた主人公サリフィが、魔族の王様が実は獣と人間のハーフだということを知り王様に見初められてお妃になるというシンデレラストーリーなんだけれど、種族の違いによる魔族同士でも発生する優劣、人間を嫌う魔族の中で種族の違いなんて関係ない！ヒトとしてみんなに対して真正面からぶつかっていくサリフィは天然だけど気持ちがいい。
サリフィの誰よりも『相手のことを信じる』という気持ちが清々しい。
王様の危機を救う為にガロアのおじいちゃんが再登場したシーンなんて泣けてくる…

アミト姫とヨルムンガンドさんのその後も見たいし、サイショーさんはかなり年齢差があるけれどテトラちゃんと結ばれたら面白くなりそう。

パロディの

人と魔物の逆転バージョンの方が楽しめるのは私だけだろうか？人間が生きていけてるところに疑問を感じるけどマンガだし

絵が可愛いです。まさに花と夢ですね。ヒロインも可愛いし、おーさまも素敵です。たまにあるミニ漫画が好きです。

贄姫

生け贄になるはすだったサリ。
でもなぜか王様の気まぐれ？なんとも言えない状態で生きれることになった。
でも、王様の周辺はそれを認めずサリを始末しようとするが…

人外との恋愛ファンタジー。生贄として育てられたサリフィが心優しい魔王に救われ妃になる話。人間というだけで障害が多くて可哀想。それでも健気に頑張る姿が素敵です。まだ無料分読み始めて半分位ですが、最期まで読みたいお話です。

おもしろいです！サリフィが強くて優しい。他の魔族たちもみんな個性豊かで主要キャラは色々あっても良い人たちばかり。

評価は高いので、一般的にはおもしろいのかな。私は絵にくわえ、設定もはまれず。レビュー高くて読み始めましたが、断念でした。

優しい作品

絵のタッチもそうだが、ストーリーがとても優しい。美女と野獣を彷彿とさせるところもあるが、もう少しファンタジーで複雑なストーリーになっていて、人間と魔物という設定、一見対立しているようで、お互いに認め合って生きるために主人公達が懸命に生きている姿に、ついつい読み進めてしまう。深さを感じられる良い作品である。

心温まるお話です

主人公の人間であるサリフィが、生贄として魔族の収める国に行き、王を含め周囲を優しく変えて行きます。人間は忌み嫌われた存在ですが、苦境に負けない温かく優しい強い心に気付いていきます。激しい展開ではないですが、じんわり優しいお話です。