【ネタバレあり】少年Aは嘲笑するのレビューと感想

障壁

ざっくり言うと、社会の闇に少年たちが立ち向かう、という図式の話。

薬物だとか人身売買だとか、結構ヘビーな問題が出てきたり、仲間が死んだり、わりと悲劇的な描写もあったりするのだが、なぜだろう、信じられないくらい私は何も感じなかった。

描き方はわりに丁寧だし、派手な破綻があるわけでもない。
しかし、申し訳ないがこういう「社会の闇」みたいなものを扱った作品を読むと、常に私の頭には「ウシジマくん」がよぎる。
それと比べると、これっぽっちのリアリティーもない。
別に「ウシジマくん」が真実だと思い込んでいるわけでもない。
しかし、過剰なほどに「きれいごと」を排除したあの強烈な漫画というのは、多くの漫画作品にとって一種の障壁になっており、「あれと比べるとね」という残酷な思いを連れてくる。

確かにこうゆうリアルな部分はこの社会あるんだと思う。虐待されて保護したのに、また親元に返すのって、とっても恐怖だと思う

スカッとする！

最初の謎は謎のままだけど、総合的にはスカッとする話でした！
絵もきれいだし、ストーリーも完結してるから課金しやすかったです！

絵がキレイ

絵のキレイさに惹かれて読み始めました。内容はサスペンスだけれど、主人公がカッコ良くてイイんですよこれが。

作者さんの他の作品から連想すると、異なってて、現代の闇を考えさせられる作品です。
こういうことは、起こってはいけないけど、行方不明の子供たちが、本当にこんな犯罪に巻き込まれてたらと思わざるを得ません。
悪は裁かれましたが、少年の未来に幸せがくるよう主人公が助けてくれるといいなと思いました。

先生のファンで。

昔から、冬森先生の描くお話しが好きで、こちらも購入させていただにました。
悠人くんが綺麗すぎて、カッコイイ。
そして、大人だけど純粋な心がある家裁の人…今後はあるのか？
声なき子どもたちの声を救ってくれるコンビになってくれれば…と、思いますが。。続編はないのかな？

短いのによくできた作品

必殺仕事人じゃないけど、お上が成敗しないことを頭脳戦で復讐する話。
少年A、内面も外面もイケメンです。
大人は信用できない。自分達で当たり前の生活や身を守る。
そんな少年達に自らの意思で加担することになる1人の成人男性。
VS養護施設から少年を性処理相手にピックアップしている、社会的地位のある金持ちクズのおっさんたちと施設職員トップのおばちゃん。
ゲス野郎どもには怒り心頭になったり、仲間の死で悲しすぎる場面もあったりだが、ついには悪の根源を素晴らしすぎるティーンさながらのアイデアで、世間に悪事を晒すことを達成してスカッとしたり。
とにかくおすすめです。

なんか、不気味な始まり。無料試し読みだけなので、全貌は見えないけど、さつじんなのかな…？色々と裏がありそう。少年Aは誰のことだろう。