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恋する母たち

あらすじ

名門中学に息子を通わせている三人の母たちの物語。いずれの子供たちも出来が悪くて落第目前。夫は外に女をつくって家を出て行ってしまったり、社内不倫に夢中だったり、波風立たないが刺激に乏しかったり・・・。互いの心中を少しずつさらけ出し合いながら、三様の人生はやがて交錯し始める。母であり、妻であり、現役の“女”である彼女たちは、それぞれの岐路に立ったとき、どんな行動をとるのか?心に芽生えた思いは叶えられるのか?子供は、夫は、出会った新たな男たちはどんな反応を見せるのか?恋する母たちの行方はいかに?

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みんなのレビュー

  1. 評価:4.000 4.0

    母だけであることなど

    「恋する母たち」というタイトルだけでもう、少なくともこの国においては、ちょっとしたタブー感がある。

    例えば、「父親が浮気をしたときのショックと、母親が浮気をしたときのショックは同じか?」という文句を聞いたことがある。
    自分を差別的だと思うし、先の文句は男性の浮気を正当化するための方便かもしれないが、少なくとも私は、同じようには受け止められない。
    仮に父親が浮気をしても「ばれないようにやれや」くらいにしか思わないが、母親だったら、これまでの関係性を維持できる自信がない。

    例えばそれくらい、「母」は、「母」だけであることを求められてしまいがちなのだろうと思う。
    人には、父親とか息子とか姉とか叔母とか夫とか妻とか会社員とか上司とか部下とか、様々な属性が付与されるが、その中で「母親」という属性は、あまりにヘビー過ぎやしないだろうか。

    あー男でよかった。

    まあ、それはいい。

    それはいいのだが、よく考えてみれば、母が母だけであることなど、絶対にないのだ。

    その厳然たる事実を、この漫画は、極めて自然に表現している。
    そこが、凄い。

    誤解されないよう書いておくが、「母である前に一人の女よ、恋だってしたいわ!」というような漫画ではない。
    この作品はもっと、何というか、人間的だ。
    三人の母親たちが、必死で生きてゆこうとする中に、たまたま、恋、というものに出会った、というか。

    「母は強し」と言う。
    確かにそうだろうし、それは素晴らしいと思うが、一方で、母親が弱いことを許さないような非寛容さみたいなものも、社会にはあると思う。

    母親である前に女、という命題には賛否あるだろう。
    だが、少なくとも私たちは皆、ただの人間だ。
    人間は、あり得ないくらい強かったり、悲しいほど弱かったりするものだ。
    その当たり前の事実をきちんと、そして愛情を持って描いた、とても真摯で鋭い漫画だと思う。

    by roka
    • 39
  2. 評価:5.000 5.0

    さすが大御所

    ネタバレ レビューを表示する

    柴門ふみ先生のお話、さすがに面白くて引き込まれました。
    ご主人が、突然他の女性と駆け落ちしてしまう女性の心理描写に、さすがだなと思うところが沢山。
    すぐに嫌いになれなくて、憎みたい為に不倫のメールを見せてもらいに行くシーン。
    不倫相手のご夫婦の写真見て、こんな素敵な旦那さんいて不倫するなんて、とまるで他人ごとのように、ぼんやり考えてしまったり。
    人間って、突然ショックな事あると感情が麻痺しますよね。彼女が泣いたりののしったりするより、辛い気持ちが伝わりました。
    もう一人のヒロインまりちゃんも、憎めない可愛いさで好きです。楽太郎さんとどうなるのかな。楽しみです!

    • 19
  3. 評価:4.000 4.0

    設定は嫌い、でも引き込まれるのはさすが

    ネタバレ レビューを表示する

    まず「恋する母」というタイトルが嫌いだった。
    「恋するんなら、母だろうと母でなかろうと、女としてしてくれ、子供の母としてするなよ」
    というのが私の本音だった。
    しかも、しょっぱなに「夫に浮気されて逃げられ、子供を抱えて不倫する」話。

    でも、正直、嫌いな設定とストーリー展開なんだけど、
    話に引き込まれて読んでしまう。

    さすが紫門ふみ。
    ベテランの技。

    めちゃコミで老若男女、いろんな漫画家の作品を無料で(笑)読んだけど、
    やはり有名なベテラン漫画家はうまい。
    人物描写、心理描写、ストーリー展開、全てが違う。
    有名になるだけのことはある。
    売れるだけのことはある。

    それに対して、めちゃコミに多い「同人誌レベルの若手の漫画家」さん達、
    有名漫画家の物真似が多いうえ、キャラ設定や心理描写が浅すぎて滅茶苦茶。
    転生物が受けると、そればっか。
    「若くてイケメンの社長や副社長に見出されて玉の輿に乗る普通の女の話」が受けると、そればっか。
    しかも、本家本元の漫画を超えられず、低レベルの物真似パターンが延々続く。

    そんな中、こういうベテラン漫画家の高レベル作品に出合うと、ちょっとほっとする。
    若手の漫画家さん、紫門ふみさんなどのベテラン漫画家さんの作品でも読んで、ちょっと勉強してください・・・

    しかし、それにしても関東圏の名門進学校(男子校)、麻布中高と武蔵中高を組み合わせて、麻蔵中高とは。
    関東圏に住んだことがある人はわかるけど、
    それ以外の人は、模試で成績上位者の高校を見てないとわからないかも。
    でも、さすがに灘とラサールは使えなかったか・・・(笑)

    by 匿名希望
    • 18
  4. 評価:4.000 4.0

    読めば読むほどハマる

    ネタバレ レビューを表示する

    アラフォーくらいの3人の母親。

    それぞれ全く違う環境、生き方をしているんだけど、息子が同じ名門校に行っていて落第しそうだという共通点がある。

    杏、まり、優子、みんな一生懸命で子供を大切に想っている立派なお母さん。
    でも母として不安になったり焦ったり、妻としての苦しみがあったり、時には女として心が揺れたり…。実はみんな表に出さないだけで、色んな葛藤の中で母親をやっているんだなと思わされる。案外現実の母親たちも、こうなんじゃないかな。
    今は無料分を毎日の楽しみとして読んでいるけど、無料分が終わっても続きを読んでいきたい作品です。

    • 11
  5. 評価:4.000 4.0

    昔の自分を見てるよう

    母が恋?そんな事できるわけないじゃん・・そんなことになったら辛いだけ・・この作品を読んで忘れてたはずの15年前の自分を思い出してます。丸太郎のような調子のいい人と、主人とは違う魅力を感じてついて行ってしまった事・・その時は女性として扱ってもらえることが嬉しくて楽しくて、平凡な日常に光がさしたように、子育てにも仕事にも張りが出て毎日キラキラ・・でも、結末は・・ね。
    昔を懐かしみながら次々と購入してほろ苦く読んでます。

    • 7

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