花に問ひたまへ
- タップ
- スクロール
あらすじ
「僕が触れるところ、すべてそこが世界になる」。生まれつき目の見えない青年、一太郎はそのハンデにめげることなく、明るく穏やかに生きる。人生何をやってもうまくいかない、少々厭世気味の女の子、ちはやはある日、駅のエスカレーターで一太郎の白杖をあやまって蹴り落としてしまう。ふたりはやがて心のすき間を埋め合うような仲に…。見つめあえなくても確かな繋がりがそこにある。漫画界の名匠、さそうあきらが描く切ない恋愛物語。
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
『トトの世界』を読んでさそう先生に惹かれこの作品を読み始めました。
読み終えた後ネット検索してみたら、けっこう有名な作品だと知り「知らなかったのは私だけか⁉︎」と苦笑しました😅
目の見えない一太郎とちはや。
ちはやの心を解きほぐす一太郎、そして二人の距離が少しずつ縮まる様子は読んでいて心地良かったです。
また、この作品を読んで目の見えない人の「何が困る」「どのような感覚」なのかがとてもよく分かりました。
それほど話数が多い作品ではないので、ポイントに余裕がある時にぜひ読まれてみてはいかがでしょうか。
お気に入りでおすすめの作品です。by 匿名希望- 0
-
4.0
人生至る所に花を見つけられる
盲目の一太郎さんと、若くて既に人生詰んでる感のあるちはやさん。最初は噛み合わないような二人が少しずつ心を通わせていく姿が、なんともいじらしい。底の抜けた靴、すぐ外れる玄関の家、元アル中の話が通じないちはやのお父さん。どうしようも無いちはやの周囲が、一太郎と関わることで、劇的にではないけどほんのりと良い方向に向かっていく過程にホッとさせられます。一太郎さんはハンデキャップこそあれど、そのかわりに他人を無意識のうちに癒せる力があるのでしょうね。
by 匿名希望- 0
-
3.0
出逢い
色々な事を抱え込んでいる、ちはや。
急いでいて、一太郎の持っている白杖を落とし、そのまま立ち去ってしまいます。
その後、ふとした事で再会し、最初はうまくいかなかったですが、一太郎と話しているうちに自分を縛っていたモヤモヤが少しづつほどけていくような感じです。
一太郎は、自然に人と交流できる魅力をもっていますが、それが幼少期の寂しさ、生き方から来ているものもあるかと思うと少し切なかったです。でも、そこからの強さ、優しさもあるのだと感じました。
最後はうまくまとまりすぎかなと思いますが、二人が幸せになってほしいと思いました。by ゆんチャン♪♪- 1
-
2.0
みんながみんな好きになる一太郎の魅力が、余り伝わって来ない
アルチュウ親父を抱えて、いつもイライラしてるヒロイン、
大変なのはわかる、やってられない気分になるのも
でも周りに当たり散らし、それに罪悪感を感じないのは、共感出来なかった、
周りからみればいつも不機嫌ですぐ怒る、そばにいたらどっか行けよと思うタイプ
現実にもいる、こういう奴by 匿名希望- 0
-
3.0
この作者さんの作品最近読んでます。独特の世界観。先入観で読んでしまうと終わってしまいそうなので、あえて考えずに読んでます。読み進めて何か凄い事を感じるのか、それともやっぱり終わってしまうのか、まだ分かりませんが読んでみます。
by 匿名希望- 0
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading
5.0