認知姫~暴れる義母との戦いの日々~

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あらすじ
一緒に暮らす義母が認知症と診断された――。介護に悩むすべての“嫁”におくるコミックエッセイ! 「私のハサミ、あんたが持っていくの見たのよ!」「あんたたち私がジャマなの!?」「お前は私を裏切った――。」「誰の世話にもなってないじゃない!!」自分の物を盗まれたと思い込み、周囲の人間を泥棒扱い。オレオレ詐欺に引っかかる。デイサービスを大暴れして全力拒否。使用済みオムツをちぎって部屋中にばらまき、うんちを握って部屋を汚す――。とてつもないパワーで動き回る認知症の義母を、“嫁”の立場で介護する! 介護あるある(?)な壮絶エピソード満載です!
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みんなのレビュー
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5.0
介護職ですが、施設に行けず病院にもいられない認知症のおばあちゃんを自宅介護で看取りまで、お花畑のご主人のフォローをしつつ柔軟に対応していくお嫁さんの現実と戦う姿に同じ立場で自分ならどうしたのか、と考えさせられる漫画でした。
しかも、徘徊、不潔行為、プライド高く依存強い手強い方を仕事を持ちつつ自宅介護することの大変さ…重く辛い経験なのにどこか明るく穏やかな作者の人柄が救いになっているようでするする読めました!
今介護に向き合っているたくさんの方がヒントや励みになるような実体験に基づいた気軽に読めるストーリーだと思います。by 匿名希望-
16
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5.0
正に 、真っ最中の次男妻です。
軽度の認知+脳卒中の後遺症アリの義母を自宅ではなく軽費老人ホームに入所させました。
でも、入所後ひと月で脳梗塞。そこからは入退院に別の病気で緊急で呼ばれたり急遽病院へ運んだり。そしてまた別の病気で入退院。
バッタバタで、義母のことを考えずにすんだ日なんて、大袈裟でなく1日もありません。
お陰で、私の持病が悪化して救急車で運ばれたことも。
姫子さんの様な、下の世話が増えてきて、いろんな所に汚れ物が… (;´д`)
夫とはギスギスした感じにまでなっているのに、遠くに住む義兄夫婦はのんきなもの。好きに遊び呆けておられる (`Δ´)
ケアマネさんや施設長さんに『お義母さんのことは手がかかる人だからこちらも確かに大変だけど、貴女のことのが心配よ。何かあったら、いつでも遠慮なく甘えてね!』と言って頂いています。
そんな声掛けを頂けるだけでも、涙が出る程に嬉しい(>_<)
介護の現実、ホントに厳しい。
特養も申し込みはしてあるけれど、なかなか入れない。
今の施設から『お手上げです』と言われたら、どうなるんだろう(>_<)by Black star-
9
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4.0
NEW現実問題
面白可笑しく描かれているけれど、これはきっと想像以上に大変なことですよね。この漫画のケースの患者さんは、何だかんだケアワーカーさんを受け入れられたり、言いくるめられて?デイサービスにも火曜事ができているし、言えば、上手く行ったケースだろうな、と思います。現実には、こうゆうサービスも使えず、配偶者さんからの理解も協力も得られず、介護に苦しんでいるご家族の方、又患者さん自身も沢山いるんだろうな、と思ってしまいました。考えさせられる作品でした。
by Cashew-
0
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4.0
NEW物とられ妄想も徘徊も理解して、上手にお相手してお世話をすればいい、その言葉の通り、力を抜いてお世話をしている様子が伝わってきました。寝たきりの方の介護も大変ですが、ハイパーに動き回る徘徊のお年寄りの介護も、また違った大変さがあると思います。いつか治療薬ができるといいですね。
by Flussofiume-
0
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5.0
泣けました
現在、中程度認知症実母を一人介護しています
介護参考のため、というより、自分を慰めたり勇気づけたりするため、介護ブログや書籍を読んでいます。
本書は被介護者の認知症度が同じような感じだったので、読み始めました。
今のところまだ実母は、物語の初期の頃と同じような段階ですが、この先母が進むかもしれない状況が詳しく描かれてあり、参考にさせてもらいました。
読み進むうちに、母の近い将来と重なる思いがして、胸が苦しくなりました。
お嫁さん、本当にお疲れ様でした。by 匿名希望-
2
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作家:野原とり子 の作品

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レーベル:女の子のヒミツ の作品

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出版社:めちゃコミックオリジナル の作品

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