【ネタバレあり】アテネから来た暴君のレビューと感想

絵がとても丁寧で好きです。
女性がとてもしっかりしていて、流され無いところが良いですね。
ただ、バレちゃいけないと言っておきながら、あの場面で歌っちゃまずいよねーと思ってしまいました。

財産目当てと勘違いされて
信じてもらえなかった
だけどわかっていたけど
気持ちは割り切れず
彼の事が気になってしまって

言えないって、本当に辛い

本物のサビーヌさん、もう戻って来ないのかなぁ？オーナーも酷いよね。昼間の稽古場所を貸してるからって、それを盾に出演強要なんて本物に酷い。その所為で、財産目当てのごうつく欲深で従弟を騙して搾取しようとしている性悪女だと思われたなんて。理不尽。
【夜の女王のアリア】って、聴いた事がある。物凄い難曲って云うのも知ってる。きっと、サラの怒りと悲しみと辛さが、彼女の実力に真実味を持たせたのね。
クラブ歌手としての物とは、別の感動を起こさせるなんて凄い。
ＨＱに出て来るヒーローって、本当に謝罪が足りない(個人的見解でごめんなさい🙇‍♀️)と思うけれど、バスティアンは、かなり謝罪していたと思う。でも、小切手は駄目よねー😒。お金で片付けようとしているってサラみたいに思われても文句言えないって。サラのアリアを聴いてみたくなったぁ～☺️

オペラ歌手になる夢のため努力する芯の強いヒロインが素晴らしい！有り余るお金が有るため愛するヒロインを信じきることが出来ないヒ―ロ―が最後に誠実に許しをこう場面はジ―ンときた。信じきる事が愛だと思う。

割とスッキリしました。

ハーレクインらしく、どちらかが相手のことを誤解したまま惹かれ合うお話。
ヒーロー役のマックスが、歌姫である主人公にあまりに酷い言葉を投げつけるので、読みながらすごく頭に来てイラッとしました。
でも、真の強い怒った主人公が「夜の女王」のアリアを歌ってナイフをテーブルに突き刺すシーンは圧巻でステキでした。
それでマックスも圧倒されて何も言えなくなったし。
やっぱり、これくらい強い主人公って良いですね。

勘違い

サラをお金目当ての女性だと勘違いして、惹かれながらも数々のひどい態度をとるヒーロー。イラッとしたけど、最後はドラマチック？に誤解を解いて、ヒーローが猛省したうえでのハッピーエンドだったので納得できました。

女は強い

ミイラ取りがミイラになったお話。従兄弟を守るために彼女に近づいたが、自分が惚れてしまうという内容。彼の、輝く未来に僕の～あるかな？発言はひどく情けなく聞こえる

居ぬかれた心を

激しすぎる暴君に翻弄される歌姫、ヒロインが悲しすぎて、可哀想でかなり暴君を憎みました。あまりの暴君ぶりに☆削ろうかとおもったくらいです。
激しく歌い上げ、テーブルにナイフを刺したシーンは激昂するヒロインの迫力に総毛立つ感じがありました。

お薦めです

ヒロインが怒りを爆発させ、圧倒的な歌を披露。そのときに、ヒーローの席に近づき目の前でテーブルにナイフを振りかざして突き刺すシーンは、圧巻です。
ヒロインの心情がよくわかる絵に、引き込まれました

絵が綺麗で、すごく良かったー
ハーレクインはすごぬ好きだけど、やっぱりドロドロが多くて読むの疲れたりする分この話は読みやすかったです