みんなのレビューと感想「[小説]皇帝陛下は後宮で初恋令嬢を溺愛する」（ネタバレ非表示）

捨て犬と一緒に拾った（助けた）少女が実は王子で…。っていうシンデレラストーリー。ヒロインの兄がアホ過ぎてイラッてくる。

ちょっと飽きちゃう

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この作者の作品が好きで、ほぼ読んでいます。その中で、捨て犬を世話するというちょっと変わった設定に初めは楽しく読み進めました。

やがて主役お互い大人になり、ヒロインは両親亡くし没落、ヒーローはお家騒動も落ち着きハイスペックに成長。ヒーローは子供の頃の約束通りヒロインに求婚。久しぶりに再開し、ヒロインも嬉しい反面契約婚的に受け取り、ここからお互いこじれていきます。
しっかりマグわってるくせに、ヒロインは一夫多妻制に抵抗があり、ヒーローをこれ以上好きにならないようにヒーローに正直になれません。ヒーローはそんなヒロインにヤキモキ。。。

友人であり兄のような周囲の進言もあり、一悶着あり、やっとお互い気持ちを伝え合い、和解。つまりこの２人ではなかなか両思いになれなかったと思います。
育った環境が恐るべし。愛を乞うているつもりのヒーローでしたが、実はそれはヒロインも一緒であるということを思い至りませんでした。絶対権力者恐るべし。しばしば、ヒロインも天然発言をします。

最後はハッピーエンドですが、結構お腹いっぱいになりました。うっぷ。。。

ヒーローが健気かも？

ヒロインはちょっと鈍め。ヒロインの天然っぷりに振り回されるヒーローが可愛いかも？
なんだかんだで現実的なヒーローの努力なしには成立しなかった二人ですね。
エッチは清純派